「あったら便利」「3つまとめて買うとお値打ち」「セールで今だけ安い」そんな言葉にホイホイと買ってしまっていた私。欲しいものでもないのに、定価より安いとお値打ち感にワクワクしてしまって、購入しても使わない、ということが沢山ありました。
ごみ袋に、使われなかったモノたちがいっぱい入った様子を見た時に気づいたことがあります。いつか使うかも、捨てられないととっておくことは「好きじゃないけど、仕方なく」と自分が人に思われたらどうなんだろう、と。ものすごい嫌な人じゃんって、思ったんです。
処分されるモノたちの立場になって考えたら、なんだかとても悲しい気持ちになりました…。
沢山のモノをありがとう、と手放した経験から、「これがないと困る」「使ってて本当便利」と思えるもので揃えるように。
そうするとそこまで数はいらなくなるし、自分でしっかり選んでいるので忘れにくく、ダブり買いも減り、時間が生まれました。
私たちは日々、視覚を通して沢山の情報を脳に送っています。目の前に、必要とする以外のモノ(例:チラシやカタログ、使っていない便利器具など)があると、脳のメモリがそちらに奪われて、意識が違うところにいってしまい、「あれ?何するんだったけ?」となりがち。
とにかく不要な視覚情報を減らすことが大事。それを叶えるにはまず、「数を減らす」こと。見えるものを減らして、必要なモノにスムーズに辿り着く、やりたいことがスッとできることを目指します。
数が少なければ、特別な収納術なんて必要ありません。使うところに置くだけでいい。これぞズボラ向け簡単最適な収納法です。
客用食器は持ちません。コロナ禍で来客もほぼないことと、使ってて嬉しい日々使う食器を客用にすればいいという考えで、毎日の食事の満足度も上がります。
日中は忙しくて、そこらへんにポイとしがち。大事なことは「そのままにしない」こと。寝る前に、床に落ちているモノをすべて元の場所に戻します。
自分に帰る家があるように、モノにも帰る家がある。安心して休める場所があるから次の日も元気に動けるもの。
もし、戻せない場合は何が原因なのか、モノの持ち主と一緒に考えます。収納場所がない、狭い、遠い、どうしたら気持ちよく戻せるようになるのか、などを。片付けは能力の問題ではなくて、知らない、やったことがないことでできないことが多いんです。
小さな「できた」を積み重ねることで、自分への自信と自立につながります。この積み重ねで自然と金運も上がってくるという、嬉しいおまけがついてきました。
金運がサラッと上がる暮らしのルールはこちら
丁寧な暮らしというのは、自分もモノにも優しく接することだと感じています。「あなたがいないと困るし、いてくれると本当助かる」。そう思えるモノで揃えることが、投げたり雑に扱うことが減って、所作も自然と丁寧になりました。
また、必要数を絞ったことと起床時に床が見えていることで、空間に余裕ができ、不要な情報が減り、脳疲れも大分改善されました。そうすると、心穏やかに過ごせる日が増えていくので、どんなサプリメントより効果があると感じています。
いまだに扇風機のボタンは足で押すし、沢山のことは覚えていられないズボラな脳の私。そんな自分だからこそ、できることはなんだろう?を考えたことで、この3つが生まれました。
この投稿を読んでくださるあなたのお家が、いつでも心地よく過ごせて、自分に丁寧になる暮らしになるきっかけになりましたら嬉しいです。
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