旅館の食事など最初にでてくる料理を先付(さきづけ)といい、いわゆる前菜みたいなもの。
それを盛る小さな小鉢を揃えました。
デパートなどでもなかな見かけない旅館で使われているような食器はどんなところにあるの?ってよく聞かれるのですが。
街の中に時折見かけませんか? 昔からあるような地元に残っている金物屋さん。実は金物屋さんって食器も取り扱っているんです。
ちなみにこちらの写真は地元感満載ですが旅行へ行った際竹かごを見つけてお土産に買い、さらに金物屋さんを見つけお買い物中(笑)
この日、このまま新幹線に乗って帰って来ました(笑
温泉街にある金物屋さんは、地域の旅館に食器を卸していたということも。
そういうお店には売れ残ってしまった食器がたくさんあるのです。
ただ...昔からある金物屋さんの食器たちは何年十数年もの歳月をお店の中で過ごしているため砂埃にまみれているものがほとんど。
昔ながらの食器ではありますが手に取ると形や色合いをみるとどれも1つずつかわいらしいものばかり。
とはいえホコリまみれになっている食器を手に取るのは抵抗ありますよね。
しかし汚れているからと思うのかそれもまた味の良さと思うのかで眠っていた食器たちの見方も変わってきて。
この子たちも手にとったときには手が汚れてしまうほどホコリまみれでしたがきれいに洗ってサッと熱湯消毒すれば息が吹き返るんですよ。
毎日続けていきたいこと。
こうして気分で食器を変えてお供えすると楽しさから続けていける気持ちにもつながるような。
こちらは雑貨屋さんでみつけたもの。
可愛らしい手のひらサイズのお椀は珍味入れ。
頻度は少ないですがお正月お雑煮をお供えするのにいいなあって...
2つ購入したのは故人2人分。
関西関東生まれのご先祖様にもちろん我が家の関西風・関東風のお雑煮を供えます。
こんな感じで組み合わせてもいい感じ。
陰膳ではありますがささやかにお線香をあげたりお花を飾ったりしていましたが、自宅で過ごす時間が増えた中でご先祖様に対する気持ちにも変化が。
またご先祖様を大切にする姿を子どもたちにも見せながらこれから成長していく上で大切にしてもらいたい学んでほしいとの思いから過ごしてます。
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