「発毛」と「育毛」、この2つは似ているようで意味が大きく異なります。
発毛は、頭皮に新しく髪の毛が生えることを意味する言葉です。
一方、育毛は今ある髪の毛を太く長く成長させることを意味します。
・発毛:髪の毛を生やす
・育毛:今ある髪の毛を太く長く成長させる
つまり、「育毛」を謳った商品に新しい髪の毛を生やす効果はありません。
しかし、髪の毛を増やしボリュームのあるヘアスタイルを目指すなら、発毛も育毛もどちらも大切です。
「髪の毛を増やす」という表現はどちらかといえば発毛に近い意味ですが、育毛ケアを行いながら発毛治療を受けることで、効果的にボリュームのある髪を目指せます。
発毛治療ができるのは医療機関のみです。
薄毛部位の発毛を希望している方は、専門クリニックで薄毛治療を受けましょう。
クリニックでは内服薬や外用薬を用いて発毛を促します。
投薬治療を続けることで徐々に毛量が増え、早い方では3ヶ月頃から毛髪に変化が見られます。
AGA治療薬には次のようなものがあります。
・ミノキシジル
・プロペシア(フィナステリド)
・ザガーロ(デュタステリド)
育毛ケアや育毛関連の商品で得られる効果は次の3つです。
・抜け毛の予防
・太くしなやかな髪を育てる
・今ある髪の毛を太く長く成長させる
生活習慣やヘアケアの見直しで育毛ケアを行うことで、抜け毛を予防しながら健康な髪が育ちやすい頭皮環境を整えることができます。
薄毛治療での発毛効果を高めるためにも日々の育毛習慣が重要になるので、薄毛やボリュームダウンでお悩みの方はセルフケアを継続しましょう。
髪の毛を増やすには、「育毛」で抜け毛や薄毛を予防しつつ、薄毛治療で「発毛」を促す必要があります。
「発毛」と「育毛」の2つのニュアンスの違いを理解した上で、育毛ケアや薄毛治療を始めましょう。
当院では一人ひとりの薄毛の進行レベルに合わせた治療法で、薄毛のお悩み解消へと導きますので、お気軽にご相談いただければと思います。
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます