災害が起こって避難する際、現在の第一選択肢は「在宅避難」。収容人数の制限やプライバシー、感染対策も考えると、従来の避難所避難より、住み慣れた自宅で避難生活を送ることで、ストレスが少なく過ごせることになります。
今回は、安心して在宅避難するために、まずはここからという3つのポイントをご紹介します。
いざその時が来ても、命が守られ、できるだけ心穏やかに過ごせるきっかけに。
ポイントの1つめは「倒さない」。
自宅内にある背の高い家具は、倒れないように固定をします。
我が家は賃貸なので、つっぱり棒タイプにしています。
可能でしたら、L字金具で壁と家具を固定するのが最強です。
こちらのタイプのつっぱり棒は、景観を損なわないタイプのもの。
Amazonで1本売りで2500円程度です。
①倒さないために、家の中で1番に固定すべきものは「冷蔵庫」‼︎。
倒れたら重すぎて大人1人では戻せないですし、最近の冷蔵庫は全面がガラスで破損の危険性が大です。また、倒してしまうと食材の確保も難しくなります。
大きい家具、家電が倒れると、怪我の危険や修復までにかかる時間と労力が増え、心理的ダメージも大きくなります。
大きいものほど「倒さない」事を意識して、固定することが大事。
②100均に売っている「キャビネットロック」で扉の開放を防止します。
③100均の「耐震ジェル」を本体底に貼り、落下防止としています。
ダイソーで購入。軽いものの固定に向いています。貼ったところにノリが残りにくいのも○。
テレビには震度7まで耐えうる強力耐震ジェルを貼付、ファイルボックスの下には100均の滑り止めシート、無印スタッキングシェルフ本体の下には、転倒防止用のストッパーを設置しています。
ポイントの2つ目は「ふさがない」。
廊下、階段、出窓などがあるところに、モノをおかない•放置しないこと。
動線をふさがないことで、転倒転落の危険も減ります。
自宅内での二次災害予防には必須です。
ポイント3つ目は「探さない」。
LEDランタンやラジオを用意していても、押し入れなど奥深い所に置いていて、いざ使う時にモノが溢れて辿り着けない!なんてことがない様に、すぐ使うモノはすぐ手に取れる場所に普段からセットしておきます。
我が家はキッチンカウンターの下、いつも目にして使う場所に、LEDランタン、携帯ラジオ、家族分のヘッドライト、絆創膏や体温計などに衛生用品を置いています。
探す手間と時間を極力省いて、すぐに灯りと情報を得られることで、安心が得られるきっかけになります。
すぐ手に取れる場所にあることで、普段から子供達の探検ごっこなどの遊びにも使っています。
こうすることで、電池切れがないか確認でき、操作に慣れて、いざという時に家族全員が慌てず使うことができます。
LEDランタンなど電池を使うものは、届いたその日に動作確認してそのままに、、、なんてことも。中で電池切れを起こしていないか、電池が錆びていないかのチェックもお忘れなく。
自宅療養の経験から、隔離部屋用の寝室にも水分を用意。ラベリングをして、誰でもわかる、使える様にしています。
自宅療養で必要になるものはこちらを参考に↓
2021.08.25夫が発熱、コロナ陽性となり、自宅療養→ホテル療養で先日帰宅となりました。その立場になってはじめてわかることの連続で...自宅療養でまず使うものを今回ご紹介したいと思います。続きを見る
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