脱毛クリニックや脱毛サロンで施術を受ける場合、下記のリスクが発生する可能性があります。
・やけど
・毛嚢炎
・増毛、硬毛化
それぞれの症状の特徴や、対策について詳しく説明しますね!
脱毛の施術は、クリニックでは「医療レーザー脱毛」が、サロンでは「光脱毛」が一般的です。どちらの原理も、毛のメラニン色素に光を照射し、発生した熱エネルギーで毛根を破壊するものです。
原理の説明からもわかるように、毛の一本一本に対して軽い熱が発生し、赤みや腫れが起こる場合があります。特に、毛の密度や毛が太い場合はやけどが発生しやすいです。人によっては数日間、炎症が続きます。
程度の差はありますが、脱毛施術を受けたほぼ全員に発生する症状です。
◎予防法・対処法
一般的なやけどと同じく、患部を冷却する or 炎症を止める作用がある軟膏を塗ることにより治せます。
また、脱毛機器の出力が強すぎる可能性があるので、施術者と相談して細かい調整を行いましょう。出力が小さすぎても脱毛効果がなくなるので、ちょうど良いポイントを見つけることが最も効率的な脱毛です!
毛嚢炎とは、毛穴や傷ついた肌の奥にブドウ球菌が入り込み、炎症が起きる症状です。
ブドウ球菌自体は肌の常在菌であり、普段から存在しています。しかし、脱毛のためのレーザーや光により、表皮や毛穴のバリア機能が低下し、炎症が起きてしまいます。
見た目は「ニキビ」にとても似ていて、脱毛後のニキビは毛嚢炎の可能性が高いです。
◎予防法・対処法
普通のニキビと同じく、数日で治ります。しかし、手でむやみに触れてしまうとニキビ跡のように残ってしまします。炎症が長続きするなら、担当者や医者に相談しましょう。薬を処方してくれるはずです。
また、表皮の傷から菌が入り込まないように、洗顔料やボディソープでしっかりと体を洗いましょう。清潔さを保つことでリスクを下げられます。
脱毛施術を行なった後に、毛が増えたりする増毛化と、毛が太くなったり濃くなったりする硬毛化がごく稀に発生します。傾向として、産毛や細い毛に発生しやすいです。
原理はよくわかっていませんが、毛の毛根を破壊しきれなかった時に、一定の割合で発生します。中途半端に毛の組織を活性化することで発生する現象なのではないかと言われています。
◎予防法・対処法
原因がわかっていないので、予防は難しいです。しかし、対処は問題ありません。万が一、発生しても改めてその毛に脱毛処置を行えば、しっかりと脱毛を完了できます。
もし発生しても、慌てずに担当者に相談しましょう!
医療脱毛と美容脱毛で行われる施術は、原理が同じですが、照射エネルギー量が異なります。しかし、リスクの発生率にあまり大きな違いはありません。
そして、肌に何かしらの症状が発生しても、医療機関である脱毛クリニックであれば即座に対応できます。
リスクが心配な人は、迷わず脱毛クリニックを選択しましょう!
いずれの症状も、多くの人にとっては数日で治るか、対処可能な問題です。しかし、わずかな人は症状が悪化し、跡が残る可能性もあります。
症状が治らない場合は、すぐに担当者に相談し対策してもらいましょう!
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