顔や背中は、大人になってもニキビができやすいです。そしてどちらも、脱毛部位として人気があります。そんな場所にニキビがあっても、脱毛できるのでしょうか。
結論としては、ニキビの症状によります。可能か否かをまとめたので確認してください！
脱毛できる場合
・治りかけのニキビ
・部分的なニキビ
・ニキビ跡
脱毛できない場合
・広範囲のニキビ
詳しく説明しますね！
◎ニキビがあっても脱毛できる場合
治りかけ・部分的なニキビにレーザーを当てると、刺激や熱によって化膿や炎症などの症状が悪化する可能性があります。そのため、患部を避けてレーザー照射することで脱毛できます。
また、ニキビ跡はニキビが完治した状態なので、レーザーを照射できます。しかし、ニキビ跡の色が濃いとレーザーによる熱が強くなります。
担当者に伝えた上で、どのように処置するかを検討してもらってください！
◎ニキビがあって脱毛できない場合
広範囲にニキビができている場合は、脱毛できない可能性があります。この症状は、特に背中に多いです。
わずかなニキビであれば患部を避けてレーザーを照射できるのですが、多量に存在すると避けるのが難しいです。
レーザー照射によって症状が悪化し、跡が残る可能性があります。広範囲にニキビができてる人は、ニキビの原因を改善し、完治させた後で脱毛を検討してください。
脱毛後にニキビができる可能性が低いですが、ニキビに似た症状である毛嚢炎（もうのうえん）にかかる可能性があります。
特徴や対策について説明しますね！
◎毛嚢炎（もうのうえん）とは
毛嚢炎とは、脱毛後の毛穴の奥や発生した傷にブドウ球菌が入り込み、発生する炎症です。ブドウ球菌自体は肌に存在する一般的な細菌ですが、脱毛後の肌はバリアが弱いため、起こりやすくなります。
毛嚢炎はニキビのように赤く突起するだけですが、人によっては痛みを感じます。
◎毛嚢炎の予防・対策
毛嚢炎は肌の穴に細菌が入ることによって発生します。なので、下記の対策を講じることで発生する確率を低くできます。
・脱毛した場所を丁寧に洗う
・清潔な衣服を着る
・部屋を清潔に保つ
体や服、部屋を清潔にすることで、毛嚢炎の発生を防ぎましょう。
また、毛嚢炎が発生しても、一般的に数日で治ります。発生しても慌てずに、様子を見るようにしてください。
痛みが強い・治らない場合は担当者に相談して対処法を教えてもらいましょう。脱毛クリニックであれば、医療施設であるため直接対処してもらえます。
結論として、脱毛はニキビ予防になります！
理由は下記の通りです。
・産毛がなくなり、雑菌が溜まりにくくなる
・毛穴が閉まり、汚れが詰まりにくくなる
・自己処理による肌の怪我を防止できる
それぞれ詳しく説明しますね！
◎産毛がなくなり、雑菌が溜まりにくくなる
産毛やムダ毛がはえている部分には、皮脂や汚れが溜まりやすくなります。その結果、ニキビの原因になる雑菌が繁殖しやすくなり、肌荒れを起こします。
脱毛してしまえば、施術場所の毛はキレイになくなります。汚れも溜まりにくくなるので、肌をよりキレイに保てるでしょう。
◎毛穴が閉まり、汚れが詰まりにくくなる
そもそもニキビの原因のひとつは、汚れや皮脂が毛穴に詰まることです。カミソリで毛を剃ったとしても、肌の中の毛を処理できないので毛穴は存在しつつけます。
脱毛し、ムダ毛や産毛を毛根から破壊してしまえば、毛穴はきっちりと閉じてしまいます。そのため、汚れが溜まりにくくなるのです。
◎自己処理による肌の怪我を防止できる
脱毛しない限り、ムダ毛の処理は自分で行うことになります。
しかし、カミソリやシェーバーは肌に小さな傷をつけてしまいます。その傷から雑菌が入り込み、肌荒れの原因となるのです。
脱毛してしまえば、施術部位に刃物を当てることがなくなります。肌の怪我による肌荒れを防止できるのです。
改めて、記事の内容をまとめますね！
ニキビがあっても脱毛できるのか
・治りかけ、部分的なニキビは患部を避けて脱毛可能
・広範囲のニキビは難しい
脱毛後にニキビができるのか
・ニキビに似た毛嚢炎が発生しやすい
・毛嚢炎は体・衣服を清潔に保ち予防できる
脱毛がニキビ予防になる理由
・雑菌が溜まりにくくなるから
・毛穴が閉まるから
・自己処理による怪我がなくなるから
ムダ毛もなくなり、ニキビ予防にもなる脱毛はまさに一石二鳥。脱毛しようか悩んでいる人は、近くの脱毛クリニックに相談してみてください！
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