実際の講座では、一通りの茶道具を使って、ふくさや茶巾の使い方の練習やお茶を点てる手順などを教えて頂きました。
お弟子さんが何人もいらっしゃる様な先生で、お茶の世界や歴史や美しい所作、先生の実体験など、私にとっては非日常な雅な世界観もお話をお聞きすることができました。
少しだけお茶の世界を覗けた様で、とてもいい時間でした。
しかし茶道ということでなく、家庭でお抹茶を気軽にに楽しみたい人へ、「もっと簡単に最低限こんな感じにしたらどうかしら」という方法を教えて頂きましたのでご紹介します。
お抹茶を入れる容器のなつめ、や、ふくさや茶巾などは省略して、
茶せんだけはあったらいいのではないか、とのこと。
茶碗も、厚みのある土の焼き物であれば、家にあるお椀でもいいですよ、とのこと。
早速近所のお茶やさんで、茶せんとお抹茶を買ってきました。
●茶せんは先生がお勧めされていたのは100本前後の物。百本立てで1500円くらい。
●お抹茶はお茶屋さんにお勧めを聞いて、これ美味しいですよ、というものを購入しました。1000円くらい。
お抹茶は密閉できる缶に入っているので、そのまま保管できます。
冷蔵庫に入れて数ヶ月が賞味期限。
お茶のお椀は、以前母がプレゼントしてくれた物があったので。
お抹茶椀としては初めて使います(^^)
なんちゃってお点前です(^^) ご了承ください。
①お湯をお椀に半分より少ない量くらいを注ぎ、回してお湯を行き渡らせ、お椀を温めます。
②茶せんを斜めに倒す様に入れて、お湯の中でくるくると3回ほど回し、茶筅を柔らかくします。
③使用する分量のお抹茶を茶こしなどの上に出し、スプーンなどで濾しながらお椀に入れます。
分量は、お好みで。目安は小さなスプーンで軽く2杯くらい。
④沸かしたお湯を注ぎます。(ポットのお湯でOK)
先生は、お抹茶を濾す③の工程だけはするのをお勧めします、とのこと。
お抹茶がだまにならず口当たりが良く美味しくなるそうです。
⑤茶せんで底の方からぐるっとゆっくり一混ぜ。
これで下にあるお抹茶が浮きあがり、底に溜まらずお茶を点てられます。
⑥茶せんを底に押し付けない様に注意して(折れてしまう)、柄をを軽く持ち手首をブラブラさせる感じで素早く泡だてます。
右上から左下へ10回。左上から右下へ10回程度。
時間が経ってしまうと冷めてしまうので、素早くがポイント。
⑦最後に穂先を表面に上げて、表面の泡をきめ細かく落ち着かせる様にゆっくりぐるっとひと回しして完成。
⑧なんちゃってお家お点前なので、順番や作法は気にせずお菓子と一緒にゆっくり頂きたいですね。
ホッとひと息♪
器にきれいな水を入れて中でゆらゆらと振るい洗いをして、立てて自然乾燥で乾かす。
●簡単な作業ですが、少しの手間をかける一杯のお茶の時間が、心を穏やかにしてくれる気がします♪
茶葉を丸ごと頂けるので栄養価も高くていいですね。
●お抹茶粉はアイスクリームに混ぜたり、甘酒やお味噌汁に加えても美味しいそうです。
●先日(2021.4.24)の日経新聞には、マグカップと小さな泡だて器で点てる「マグ抹茶」も紹介されていました♪
マグカップだと、気楽に出来ていいですね♪
*日々のインテリア、ハンドメイド、育児アイデアを綴っています♪
『ブロッコリーさんのそこそこ日記』
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