ほくほく甘い!冬にも食べられる白い色の【白皮栗かぼちゃ】
2020年9月25日
実はほくほく甘い!冬にも食べられる白い色の【白皮栗かぼちゃ】
寒くなったころに、白いかぼちゃが店先をにぎわせる。白い皮が、なんだか熟成不足で甘くなさそうなイメージを与えるが、そんな心配は杞憂だ。ほくほくした果肉はとても甘く、味も濃い。白いかぼちゃは、緑から黒へかけての外皮をもつ一般的なかぼちゃより、かぼちゃ独特の青臭さが薄い品種だ。かぼちゃの匂いが苦手という人は、白いかぼちゃを試してみることをおすすめしたい。
白皮栗かぼちゃの特徴
白皮栗かぼちゃとは、その名の通り、白い色の皮を持つ西洋かぼちゃの種類のことである。
これは、たとえば日差しや栄養が行き渡らず色が付かないなど、かぼちゃではよくある生理障害によるものではなく、完熟して白い種類のかぼちゃである。その証拠に、食べごろになると驚くほど甘い。
ちなみに皮が白いのは、でんぷんのせいであるといわれており、加熱すると少し皮の色が濃くなるのも、また面白い。
長期保存向き
かぼちゃは収穫後も生きている。食べごろは鮮度に関わらず、どれだけ熟成したかである。白皮栗かぼちゃは、非常に長期保存に向いている。収穫後に保存しておくと、余分な水分が抜け、でんぷんが糖質に変化する。新鮮なうちにも食べることはできるが、保存したものほどの甘みはない。
長期間保存熟成させるほどに甘みが強くなり、一番の食べごろは収穫後3ヶ月すぎたころであるといわれるほどだ。
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