大根おろしが辛くなるのは、大根にすりおろすという刺激を与えることによって
細胞が破壊、アリルイソチオシアネートという成分が発生するそうです。
この成分は、大根が虫などから自らを守るために自然と備わったようです。
この辛みは免疫力をUPさせたり、殺菌効果や抗がん作用があるなど良い働きも期待できるそうです。
そうは言っても、食べるときは少しは甘くしたいと思ってしまう。
まず大根を購入したら、根と葉は分けます。
葉をつけたままにしておくと、水分と栄養が葉に取られてしまいスカスカ大根になってしまいます。
大根のお尻の先端は辛く、葉に近い上部が甘いのはよく知られていますよね。
甘い大根おろしのためには、葉に近い上部を使うと良いです。
おろし器が鬼の歯のように三角になっているのでこのような呼び方をするそうです。
昔からのものは竹製のようですが、私はお手軽なプラスチック製を使っています。
シャリシャリとした水分が多めの粗い大根おろしができます。
加熱すると辛みがやわらぎます。600Wで1~2分ほど。
時間がないときでも素早く辛みをやわらげることができます。
ただ胃腸に良いとされる消化酵素のジアスターゼは熱に弱く
加熱すると減ってしまうそうです。
辛い辛いと言われて、食卓に残った大根おろし。
勿体ない!と思って食べたら「あれ!辛くない!」
時間が経つと辛みが弱くなるのです。
何もしないで待つだけこれが一番簡単。
予め作って冷蔵庫に冷やしておくのがよいです。
ただ辛み成分にも栄養があるので私は食べる5分~10分前くらい前にしています。
すりたてよりは栄養は減少していると思われますが。
大根おろしは冷凍もできます。
1か月ほど長持ちできますが、
栄養面や新鮮な味を考えると大根おろしてすぐ食べるのがよいと思われます。
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