料理の写真を室内でも素敵に撮るポイントは、「自然光」を活用して窓際で撮ること。
料理の色は室内蛍光灯の青白い光が入ってしまうとおいしくなさそうに見えてしまうので、照明はOFFにしておきましょう。
また、もう一つ気をつけたいのが光の向き。被写体の後ろから光をあてることで、素材の陰影が生まれ、より立体感のある写真になります。
真上からではなく、少し左右から光があたるようにすると影が適度に出て自然な雰囲気になります。
さらに、ワンポイント。背景をぼかすと料理が浮かび上がってよりおいしそうに見えますよね。
一眼レフで撮影する場合は、奥行きをつけるためにも絞り値(f値)を8以下にするのがおすすめです。
撮影してみて、料理が暗くなり過ぎてしまったときは、手前から白い紙などをかざせば、料理に光があたって明るい印象にできますよ。
プリザーブドフラワーや手作り小物、趣味でつくった作品もキレイに写真にのこしたいもの。
基本は料理編と同様ですが、料理に比べあまり陰影を強くしてしまうとせっかくの作品のディテールや質感が写らず台無しに…なんてことも。
小物を撮るときはあまり逆光にせずサイドから光があたるようにするのがポイント。
また、影が強くなり過ぎないよう、光が差し込む反対の位置に白い紙などを垂直に立て、光を反射させると影が柔らかくなり、写真の印象も柔らかになります。
◎撮影するときは、背景の余計なものを排除して!
【料理】
背景に余計なものが写り込むとせっかくの雰囲気が台無しに…。
どうしても移動できないときは、コップなどの食器で隠すと雰囲気が保てます。
【小物】
小物の雰囲気を壊さないため、背景はよりシンプルにするのがおすすめ。
白い物なら背景を白と対象の黒やダークブラウンの色の印象にすれば、小物がより引き立ちます。
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