【実家片づけ】遺されたものへの気持ちの向け方

【実家片づけ】遺されたものへの気持ちの向け方
投稿日: 2019年12月4日 更新日: 2019年12月4日
閲覧数: 11,255
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著書『大丈夫!実家は片づけられます』12月6日発売。 実家の片づけに費...
私の母はとても多趣味でした。
材料もあれば作品もあり、またそれらの資料に至るまで、趣味の数に乗じたものの量が遺されました。
持ち主のいないこれらをどのように整理していけばいいのかをまとめてみました。

明らかに傷んでいるものから袋に入れる

明らかに傷んでいるものから袋に入れる

自分の持ち物でない場合、最初は何からどこから手をつければいいか分かりません。
私も片づけを始めた頃は、この部屋の扉を開けては閉め…を繰り返していました。
でもそれは部屋全体を見渡してしまうから。
あまりにも先が遠すぎると気持ちが向かなくなります。
なので足元の30cm四方でも床が見えたらOK!くらいの気持ちで取り掛かります。

とはいっても最初から「残す、手放す」を判断しようとすると大変なので
まずは明らかに汚れているもの、傷んでいるものから、ごみ袋に入れていきます。
入れながら少しずつ前に進みます。

地域のゴミ分別表をすぐに見れる場所に置いておくとはかどります。

少し床が見えてきました!

なるべく一部屋にまとめる

なるべく一部屋にまとめる

実家のどこか一部屋に残すものを集めます。
今片づけているものは”親”のもので、”私”の生活には必要なかったもの。
なのでこの段階からきれいに収納することは考えず、まずは残すもの・迷っているものは、サクサクと別の場所に移動させて一カ所にまとめます。
こうして片づけているスペースが広がっていくことを実感することも、モチベーションを維持するためにとても重要です。

さらに床が見えてきました!

収納家具をできるかぎり処分する

収納家具をできるかぎり処分する

ものが減ると収納家具が空いていきます。
ものに埋もれていた家具は裏側を見てみると、シミやカビが発生していることが多いのです。
状態のよくないものを保管し続けると、健康に害を及ぼすことにも繋がります。
チェックをしてなるべく手放しましょう。
状態のきれいなものはリサイクルショップに持ち込んだり、出張買取を依頼します。
もはや処分するのに費用がかかる時代です。
買取金額に期待はせず、「取りに来てもらって処分できた」くらいの気持ちで手放します。

コツ・ポイント

親が遺したモノとどう向き合えばいいか?というご質問が多かったので、今回のテーマにしてみました。
「親のものは親が必要だったもので、私にとって必要なものではない」ということを思い出しながら進めました。
それでも最初から割り切って判断するのは難しいので、迷うモノは別の場所に移動させながら前に進みます。
手を動かしているうちにだんだんとやりやすくなってきます。



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