主人公の男性が、サラリーマンから、主夫になって感じた実録本
名もなき家事をワンオペでしていることを、あたりまえと思われている現実へのフラストレーション。
主婦の休日は、主婦をしていないひとの半分しかないこと、
サラリーマンは飲んで帰ってもあたりまえで、主婦が息抜きするのは後ろめたくなるような態度を周りがとることや。。。
暴れまわる１０キロの米を抱きかかえているようなものだ
には思わず、本当そうだった！
もはや片手に買い物袋、片手に暴れる鮮魚を抱えているようだったよ～と共感
買い物したい棚は右なのに、子どもは左のお菓子コーナーに行こうするのを必死に阻止したり、
会社の残業と保育園のお迎え時間にドタバタ、うわーっごはんの買い出しもまだしてないし、急いでご飯作って、お風呂に入れて、体操着のゼッケン縫わなきゃ
って自分が何人いても足りないくらいだったなぁ～～～。
もはや、今まさに「子育てしながら主婦をしている」奥様たちが
どれもこれも、首を縦にぶんぶん！と振りながら一気に読んでしまいそう
「よくぞ、わかってくれた！」と 叫びたくなるのでは？と思っちゃいました。
会社一本だけの旦那様が
主婦が「子育てと家事」という まったくもって別の２つの職業を３６５日休みなく
同時進行でこなす大変さを、理解して頂ければ、円満な家族全員参加型の生活が送れるって思いました♪
そして！！！！
ぬおおおおおおっ ホットクック だーっ！！
と、
突然のホットクック登場に「神家電登場だ！」とテンションも上がりました。
私も愛用していて、今は８２才になった母への「火を使わない調理」に慣れてほしく
お試しで、実家に嫁に出しているホットクック。
これ、
本当便利。
そう、家事代行家電には投資しても良いと私も思います！
↑
「どうせ、自分が楽したいからだろ～。そんな高い家電買うのかよ～」
「俺なんて小遣い減らされてるのに～」と、ぶちぶちゆー旦那様がいらっしゃたら
ぜひ、このページに付箋を付けて差し出すと良いと思います♥
そして、この本を手にとり、読むことで
「今日、一日を通して一番大変だったのは誰？」ってことを、周りのひとが理解してくれ、少しでも協力しようという
「全員参加型の家事育児」になったらいいなぁ～～～って思いました♪」
一人の時間もままならない、育児と家事と重い買い物に疲れ果てても
「どうせ昼間楽してるんだろー。俺なんて一日中外回りで疲れてんだよ」と威圧され
「自分の子育てや家事の仕方がノロいんだ」と、自分が悪いと錯覚してしまってるママ。
私の大変さなんて夫も義理母も父もわかってくれない。
子育てのつらさを言ったら、駄目ママとあきれられるから誰にも相談できない。
と、あきらめてロボットのように家の中の仕事を一人で頑張っているママ。
そんなことないよ！！
もっと自信をもって「あたしめっちゃ頑張ってるよ♪一度にこんだけのことこなしてるんだよ♪凄くない！？」って自慢したっていいし、堂々としてていいんだよ
と、勇気と元気と本来の自分らしさを取り戻させてくれるような一冊でもあるように思えました。
以上
読書も料理と同じくらい好き＠青山金魚 読書感想文でした。
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