よくある普通の賃貸マンション。
何もしてないと・・・・・
殺風景ですよね~。
こちらの壁に、憧れのレンガ壁を作っていきます!!
作りたい壁のサイズに合わせて、
木枠を作っていきます。
なるべく細かめな格子柄にすると良いと思います。
(モルタルを塗った時に振動で落ちないために)
ベニヤ板を打ち付けていきます。
2×4材を突っ張りジャッキに取り付け、
柱をつけて木枠とジョイントします。
インターホンのある壁も、木枠+ベニヤ板を打ち付けて
柱で固定します。
スイッチ部分は隠してしまうと後々使えなくなってしまうので、
こうして取り外しできるように作ります。
壁一面に土台が出来ました。
これでまずは、
原状回復出来るようになったので
賃貸マンションでも安心して制作出来ます♪
こちらのメッシュを用意して、
ベニヤ板のつなぎ目に掛かるように
タッカーで留めます!!
この板のつなぎ目。
ペンキを塗る分には何も処理はしないのですが、
漆喰やモルタルの場合は
処理をしないと亀裂が入ってしまうんです。
このやり方が正しいのかは・・・・・不明ですが、
以前漆喰を塗った時に亀裂が入ってしまったので、
今回、メッシュを取り入れる方法を採用しております。
見えづらいですが、
つなぎ目部分に掛かるように留めてます。
つなぎ目だけに貼ろうと思ったのですが、
メッシュを残しても・・・・・使い道がないと思い、
こんな感じに使いました。
シーラーを塗ります。
モルタルがくっつきやすくするための液です。
そのせいか、ベタつく液体なので
手袋必須で作業をおすすめします。
ベニヤ板に吸収しやすいので、
3~4度塗りをしました。
塗り終わったら触ってみてベタつきがあるかどうかを確認すると、
しっかり塗れているかチェックが出来るかと思います。
しっかり乾かしてから作業をして下さい。との注意書きがあったので、
乾かす時間を1日設けました。
今回は『ギルトセメント 白』を選びました。
こちらは普通のモルタルよりも軽量なので、
厚づけがしやすく、内側からも乾いてくれるので
モルタル造形に適しているそうです。
※モルタルは粉が飛ぶと危険なので、
ゴーグル&マスク必須です。(ダイソーで揃えました)
早速~♪
エイッ!!
ソレッ!!
・・・・・アレ??
なんか、
何かが違う~!!
付け方がよくわからず適当に塗ってみたら。。。。。
やっぱり出来るはずもなく~。
途中まで塗ったモノを全部取り、いろいろ考え、
モルタルの感じがちょっと違うのではと思い、
ネットでいろいろ検索したのですが、
モルタルと水の配合が載ってなく・・・・・
『水はご自身の加減で~!!』
と言ったアバウトな感じのみ。
(*-゛-)・・・・・
迷いに迷い、
自分流で作った方法で作業を進めることにしました。
ただ、こちらの方法が良いとは限りません。
あくまでも目安としてご覧頂けますと幸いに思います。
(昨年震度5の地震がありましたが無傷でした)
お玉で粉をすくい、使う量だけ移します。
かなりアバウトですが、
お玉大盛6杯に対してこの入れ物で水約3杯
コネコネします。
粉を混ぜながら水の分量を調整して、
配合を決めると良いと思います。
バケツは混ぜづらいので、
このような広幅のケースが混ぜやすいかと思います。
塗る時の材料を、
お家にあったモノを代用しようと
いろいろやってみましたが・・・・・
モルタルは
重かった。
やっぱり、金属を使うのがベストのようです。
端材で作った土台に乗せて、
壁に塗りつけていきます。
このへんからは、
職人さんになった気分で、とっても楽しい作業です♪
最初にぬった時の失敗は、
水の量が少なすぎて、こんな風に伸びなかったから、
上手く出来なかったのでは・・・と思います。
ひとまずベースが塗り終わりました。
先に壁全面に塗ってしまいたくなるのですが、
乾いてしまうと作業が出来なくなるので、
パーツごと、もしくはその日作業が出来そうな箇所ごとに
つくると良いと思います。
25キロもあった業務用の粉も
これ一面塗ったら
ほぼなくなりました。
形を作りたいところにさらに厚みをつけます。
レンガのラインをつけていきます。
使ってる材料は、そのへんにあった細い木を使ってます。
いろいろ、専用の材料があるようなのですが・・・・・
なくても出来るはず♪という
軽い気持ちで制作してます。
縦のラインも軽くつけて
ライン完成♪
翌日、9割乾いたところで、
さらにラインをしっかりつけて、レンガの形を作っていきます。
余分な粉を落としていきます。
ガッチリ固まる前に、
仕上げをするのがイイように思います**
完全に固まってからでも、
形作りは出来るのですが、
『今、ここ削りましたよ~』
と言った感じの削り具合になる気がするので、
ワタシはこのようなやり方でやりました。
前の日に作業し、翌日のお昼くらいで
9割くらいの乾きでした。
状況にもよると思いますが、参考まで。
さっ。今度は右側にも
モルタルを塗ります。
15~20分、半乾になったら
またまた、レンガのラインをつけていきます。
この段階では、
ガッチリはつけていません。
まぁまぁな感じにしてます
そしてさらに、左上にも
ジワリ、ジワリと進出していきます♪
どの場所に、
どんな流れで描くか。
モルタル塗って~
離れて見て~
また塗って~
離れて~
時には塗ったモルタル
剥がしたり・・・・
塗った直後ならすぐに剥がせるので、
そのへんは気軽に。
このランダムなレンガのパターンは・・・・
けっこう大変でした。
ラインのパターンを細かくしてしまったため、
離れた場所に作ったレンガの線引きのパターンを
下から合うように定規で測りながら合わせました。
^^;
想い描いた朽ちたレンガにしたかったので、
ここは妥協せず頑張りました**
レンガの形はそれぞれの作りたい形と
出来るパターンの大きさに合わせて
作ると良いと思います。
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『モルタル造形』
ここまででおそよ2袋弱。
ベースに塗ってしまったのを除いても・・・・
2袋は必要かもしれないですね。
今回は、ストーブ隠しの棚の出し入れが出来るよう
薄めで作っているのでこの程度ですが、
通常はきっと、1.5~2cmほどの厚みで想定するのでしょうね。
デザインにもよると思いますが。
このデザインで、ベースなしのレンガのみなら
厚みをつけて、2袋でなんとか出来るかなと思います。
ようやく、全体にレンガを作るコトが出来ました。
塗りたてはグレーでしたが、
乾いたらちゃんと白になったのでホッとしました**
作業していくうちに
どんどんコツが掴めるようになり、
レンガもリアルになっていきます**
塗装前のシーラーを塗ります。
シーラーは、モルタルにペンキなどが吸収されるのを防ぎ
また、防藻、防カビ性能があります。
こちらは、水性で速乾性なので取り扱いやすく、非危険性です。
原液または、シーラー8~10:水1 くらいで使います。
手に付着するとベタベタするので、
手袋装着おすすめします。
乾くと若干、光沢があるように感じます。
その後ペンキを塗るので問題ないです。
シーラーを乾かした後は、
ペンキを塗っていきます。
色味のあるペンキを溝に塗って、
凹凸感を出します。
この辺も、さらにさらに楽しい作業になります♪
いろんなペンキを使ったり、
スポンジでくすんだ色合いにしながら
エイジング加工をして、
モルタル造形のあいている壁に
カーボン紙で写した文字を、ペンキで描いていきます。
壁に文字を描くのは・・・・・さすがに、
手がプルップルになりますね。
そして・・・・・
ついに・・・・・
完成しました~♪
本物のレンガ壁です。
海外にきたような異空間になり、
とっても心地良い雰囲気になりました。
レンガが剥がれ落ちたデザインにしたくて、
ところどころに厚みをつけて、
残ったレンガのみを再現し、
エイジング塗装でより古さを演出しました。
最初はバタバタ、あたふたでしたが、
やり続ければ、だんだん出来るようになってくるんですね。
(アタフタ部分は割愛しております。 詳細はblogに掲載中です)
賃貸マンションでも原状回復出来る方法で。
素人でもモルタル造形は出来ます♪
素敵なお家作りの参考になりましたら嬉しく思います。
ご覧下さいましてありがとうございます**
レンガ壁は本当に、美しいですよね。
ヨーロッパにいるような心癒される空間に
ホッと心が和みます。
見切り発車でチャレンジしたモルタル造形でしたが、
目の前に困難がやってきても、なんとかなるものですね。
いろいろ考えてしまうとなかなか手が出せなくなりやすいのですが、
見切り発車で思い切ってやってみるのが
一番のポイントなのではと思います。
長文、ご覧下さいましてありがとうございます**
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