除湿機の種類は、主に、コンプレッサー式、ゼオライト(デシカント)式、ハイブリッド式3タイプに分類されます。どのタイプの除湿機も、寿命の平均は、ほぼ同じで、およそ5年~10年が一応の目安となっているようです。
あくまでも目安なので、実際は、使用頻度、扱い方、掃除の有無などによっても寿命に違いが生じます。中でも、掃除の有無は、除湿機の寿命に大きく影響するようです。特に除湿機のフィルターの掃除を怠ると、フィルターが目詰まりして故障を招きやすくなります。またタンクの掃除を怠ると、ヌメリやカビが発生して、それが原因で、健康面に悪影響が及ぶ心配も出てきます。
タンクは、除湿によって取り除かれた水分を溜めておくためのパーツです。タンクの容量などは、除湿機の種類によって異なりますが、通常は、溜まった水を捨てるために、本体から外せる構造になっています。
タンクは、水分を溜めている間に、水垢やヌメリなどの汚れが発生しやすく、こまめに掃除して、汚れを取り除く必要があります。ただ単にタンクの水を捨てるだけで、掃除せずにいると、雑菌やカビが繁殖しやすくなるので注意が必要です。
雑菌やカビが発生してしまうと、お掃除が大変になるので、こまめに水を捨て、そのタイミングで、タンクをキレイに水洗いしましょう。汚れが気になる場合は、台所用の中性洗剤を使用して洗い、水でよくすすぎます。いずれの場合も、洗った後は、水気をよく拭き取っておくことが重要です。
除湿機をほぼ毎日のように使用している場合は、2週間に一度の目安で掃除して、フィルターのホコリなどを取り除くが必要があります。
フィルターを掃除せずにいると、ホコリがたまりっぱなしになり、それが原因でフィルターが目詰まりし、除湿機能が低下するだけでなく、故障を招くリスクが増大します。除湿機能が低下すると、その分、電気代もかさむため、大変に不経済です。
除湿機のフィルターの掃除の基本は、本体からフィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取るという方法になります。多くの場合、それでキレイになりますが、まだ汚れが気になる場合は、フィルターを水洗いしましょう。水洗いした後は、水気をよく拭き取って、陰干しし、十分に乾かしておくこともお忘れなく。
水洗いだけで汚れがとれない場合は、台所用の中性洗剤をプラスしましょう。
除湿機の寿命や寿命を延ばすための掃除方法をご紹介しました。なお、フィルターは消耗品のため、一定期間使用すると交換が必要になります。きちんとお掃除しているにもかかわらず、思うように除湿ができない場合は、フィルターの交換を検討しましょう。
ライター:sion
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