扇風機は、シンプルな構造をしているので、故障しにくい、という特徴があります。そのため、扇風機に多少の不具合が生じても、プロペラが回り、風を送るという、扇風機本来の機能を果たせている限りは、使い続けているというケースは非常に多いようです。 つまりは、壊れて動かなくなるまで使うということですね。
ただ、メーカーの扇風機の部品保有期間は、およそ8年が一応の目安となっているようです。そのためその保有期間を過ぎた扇風機が、もし故障した場合、部品がないために、実質その時点で、買い替えが必要になります。ここで問題になってくるのは、多少の不具合が生じても、動く限りは修理に出さずに使い続けるという点です。扇風機は、消耗品なので、長期間使用し続けることによる「経年劣化」が起こります。
そして、ここ数年、経年劣化が激しい扇風機の事故がど増加していて、消費者庁が注意するよう呼びかけています。
扇風機は、ホコリがたまりやすく、お掃除せずにいると、経年劣化を早めることになるので気をつけましょう。思わぬ事故を未然に防ぐためにも、扇風機の寿命を意識し、こまめにお掃除してホコリを取り除くことが重要です。
扇風機のお掃除は、できればプロペラを外して、お掃除する方法がベストです。しかしそのお掃除方法ですと、分解する必要がありますし、お掃除した後、また元通りに組み立てる作業も必要になります。お掃除としてはかなりハードルが高いです。
今回は、分解せずにお掃除する方法をご紹介します。
カバーは簡単に外すことができる構造になっています。
扇風機のカバー及びプロペラ部分やモーター部分にたまったホコリを取り除きましょう。カバーの細かなすき間にたまったホコリは、刷毛を使用すると取りやすくて便利ですよ。
ホコリを取り除いた後は、雑巾を使用して水拭きしていきましょう。汚れがひどい場合は、台所用中性洗剤を含ませた雑巾で拭いた後、水拭きして洗剤分をよく落としてから、仕上げに乾拭きして水分を十分に取り除きます。
扇風機が十分に乾いたら、あとは、カバーを取り付ければ、お掃除は完了です。
扇風機の寿命と簡単にできるお掃除方法をご紹介しました。簡単で続けやすい方法なので、ぜひお試しいただければと思います。扇風機を安心して使用するためにも、常に寿命を意識しながら、こまめなお掃除を続けましょう。
ライター:sion
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