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ハンドブレンダーの魅力【後編】イタリアン豆腐ソースレシピ付き

ハンドブレンダーの魅力【後編】イタリアン豆腐ソースレシピ付き
投稿日: 2019年7月4日 更新日: 2019年7月4日
閲覧数: 4,816
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『助家事さん』は株式会社タスカジ( https://taskaji.jp/)が運営する...
「前編」でその魅力をご紹介したハンドブレンダー&フードプロセッサー。
使い分けポイントと、それぞれを使った具体的なレシピ4品をご紹介。
1.豆腐をお肉のソースに変身させた「イタリアン豆腐ソースのせ豚のロースト」
2.リクエストの多い「調整豆乳と野菜とポタージュスープ」
3.手軽に5分で作れる冷製スープ「ガスパチョ」
4.子供も大好きな「豆腐入りチキンナゲット」。
どれも冷凍可能で、作り置きには役立つメニューです!

ハンドブレンダー&フードプロセッサー 使い分けポイントは?

ハンドブレンダー&フードプロセッサー 使い分けポイントは?

「本体」に「ハンドブレンダー」と「フードプロセッサー」どちらかを選び装着してつかいます。みじん切り、ペースト状、など作りたいものによって使い分けましょう。

ハンドブレンダー

・主にペースト状やスープ状など、いわゆるトロトロに「すり潰したい時」に使います。

・少量の場合にはカップなどに入れてすり潰します。鍋で煮て暑いままの状態でも、鍋にハンドブレンダーの刃先を入れてスイッチを入れてすり潰します。

・すり潰す力が強いので、生野菜を均一にみじん切りにする作業には不向きです。フードプロセッサーを使いましょう。

フードプロセッサー

・素材を「みじん切り」にしたいときや「混ぜ合わせしたい」時に使います。

・短時間スイッチを入れると粗みじん。長い時間スイッチを入れるとみじん切りになります。

・カップの上の方に切れていない素材が溜まる時があります。時々開けて、上についた素材をヘラなどで下に押し込み再度スイッチを入れましょう。

・生野菜などをペースト状にしたい時には、長時間スイッチを入れても微細なみじん切りにまでにしかなりません。ハンドブレンダーを使いましょう。

ハンドブレンダー&フードプロセッサーを使ったおすすめレシピ 4品

表記 大=大さじ、小=小さじ

1.イタリアン豆腐ソースのせ豚のロースト(ハンドブレンダー使用)

□材料
大人2分:作業時間目安30分(オーブン加熱時間を含む)

・イタリアン豆腐ソース用(木綿豆腐1/2丁(200g)、アンチョビペースト 小1、ニンニク1/2個、種なしオリーブ2個、醤油 小1、塩・胡椒 少々)

・豚ロース肉 2枚

・付け合せ野菜(お好みで ブロッコリー 1/4本、ぶなしめじ 20gなど)

□作り方

1.豚ロースの下準備をする(塩・胡椒をふり、筋に数か所切り目を入れ、肉たたきなどで肉の繊維を叩いて柔らかくする)オーブンは予熱(200℃)を入れる。

2.フライパンにオリーブオイルを入れて、1の表面を中火で軽くソテーして色が変わったらひっくり返し、裏面を同様にソテーして、取り出す。(中まで火は通す必要はない。)

3.深めのボールなどに、イタリアン豆腐ソース用の材料を入れてハンドブレンダーにかけて、混ぜ合わせ味をみる。

4.耐熱皿に、付け合せ野菜を一口大にカットしたものを並べ、覆うように2.の肉を乗せ、3.のイタリアン豆腐ソースを乗せ200℃のオーブンで15分焼く。

□ポイント

木綿豆腐にアンチョビやオリーブの実などを入れて混ぜ、イタリアン風味仕上げ、ソースとしてオーブン調理します。焼く際に豚肉の下には付け合せの野菜を敷くことで、野菜の蒸気で肉が柔らかく焼き上がり、豆腐の口当たりの良いソースと合います。

豆腐を使っていますが、味付けとペースト状にしていますので、冷凍も可能。作り置きにも便利な一品です。

2.豆乳と野菜のポタージュスープ(ハンドブレンダー使用)

□材料

・野菜類(玉葱中1/2個、人参1/2本、キャベツ 1/4個、ごぼう 1/2本、カボチャ 100g、ニンニク 1/2欠片)

・調整豆乳200ml、はちみつ 小1、塩・胡椒 少々、オリーブオイル 大1

・チキンブイヨン(約300cc分:鶏の皮1枚、葱の青い部分1本分)

□作り方

1.鶏の皮1枚、葱の青い部分を1本分、水400ccを鍋に入れて中火で15分~20分蓋をせずコトコト煮てチキンブイヨンを作る

2.野菜は全てブレンダーでザク切りにして、鍋にオリーブオイルを入れて、野菜類を全て入れて、中火でしんなりするまで炒める

3.鍋に水150ccを入れて2.の野菜を入れて蓋をして中火で10分柔らかくなるまで煮る。

4.3の火を止め、調整豆乳を入れ、3.鍋にハンドブレンダーを入れ、なめらかになるまで撹拌して、はちみつ、塩・胡椒で調味する。

5.沸騰させないよう弱火で温め仕上げる。

□ポイント

リクエストも多い定番のポタージュスープですが、牛乳や生クリームよりも調整豆乳を使うことで、野菜の風味は豊かながら、胃腸にも優しい仕上がりです。(無調整豆乳の場合は豆乳の香りが強いので好き嫌いが分かれますが、クセの無い調整豆乳を使うことで誰でも食べやすいボタージュスープになります。)ポイントはしっかり野菜が柔らかくなるまで煮てからハンドブレンダーで撹拌する事。そして、調整豆乳をいれた後は弱火で温めて、分離してしまわないように煮立たせないようにすることです。

3.ガスパチョ(ハンドブレンダー使用)

□材料
大人2人分 作業時間目安5分 

・野菜類(トマト 2~3個(400g)(またはトマト缶1缶)、キュウリ1/2本、パプリカ赤 1/2個、玉葱 1/4個、セロリ 1/3本、ニンニク1/2~1個)

・その他 水 200~400cc、レモン汁 大1、エクストラバージンオリーブオイル 50cc、塩・胡椒 少々

□作り方
1.野菜の下準備をする。トマトはヘタを取り、薄皮を剥き、3cm程のザク切りにする。キュウリ、パブリカ、玉葱、セロリはヘタなどを除き2~3cm角にカットする。

2.ボールに、カットした野菜、レモン汁、塩・胡椒、オリーブオイルを入れてハンドブレンダーで撹拌する。

お好みで、食べる直前によそった後にキュウリやパブリカを粗みじんにして一つまみとハーブ(ディルなど)を乗せて食べても爽やかです。

□ポイント

スペインとポルトガルの冷製スープですが、材料を揃えてハンドブレンダーで撹拌するだけ。5分で作ることができるスープです。キュウリやトマトの夏野菜は体の熱を冷ましてくれる効果もありますから、蒸したり暑くなってきたりして食欲が落ちた日などにもピッタリの一品。ハーブを入れることでまた風味が変わってきますから、お好みのハーブでアレンジもできますし、お好みでバゲットや食パンを少し(20g程度)入れても食べ応えがでて小麦の風味も加わり美味しく仕上がります。

4.豆腐入りチキンナゲット(フードプロセッサー使用)

□材料
大人用2人分 作業時間目安時間 20分

・鶏胸肉1枚
・木綿豆腐 30g
・卵1/2個
・調味料(すりおろしニンニク 小1/2、白ワンor酒 大1/2、小麦粉 大 1、片栗粉大1、塩・胡椒 少々)

□作り方
1.鶏胸肉は皮を剥がして身だけを使い、1枚を8等分程に切り塩胡椒で下味をつけ、木綿豆腐は水切りしておき、卵は溶いておく。

2. 1のカットした鶏胸肉を3cm大に切り、フードプロセッサーにかけて挽肉にする。ボールに水切りした豆腐溶き卵、と全て調味料を合わせて、フードプロセッサーで撹拌して混ぜてナゲットのタネを作る。

3.手に油を付けて2.のタネを食べやすい3~4cmの小判型にして、170度の油に2.のタネを表面がキツネ色になるまで、時々ひっくり返しながら2~3分揚げる。

□ポイント

子供も大好きなチキンナゲットもフードプロセッサーを使うと、材料を合わせて撹拌するだけで、手軽にタネを作ることができます。豆腐を入れることで、ふんわりした優しい口当たりに仕上げます。味付けをしているので、お弁当用のおかずなどにも使い易い作り置きメニューです。

今回のご紹介した4品は、いづれも作り置きにてお作りしていてリピートのリクエストをいただくメニューばかりです。その際、[2.の豆乳ポタージュスープと4.のチキンナゲットを同じタイミングで作る場合には、チキンナゲットでは使わない鶏胸肉の鶏皮で、ポタージュスープ用のチキンブイヨンを作るようにしています。ささやかなポイントながら、無駄なく材料を使い切ることもできるのでおすすめです。

コツ・ポイント

ハンドブレンダー、フードプロセッサー、どちらもそれぞれ強みが違いますが、使い分けに慣れれば、その他の料理にも様々な場面で活用できる幅が広がります。

ライター:タスカジさん ふたば


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