結論から先に申し上げますと、業務用スーパーで販売されているお肉も、通常のスーパーで販売されているお肉も、安全性については全く同じです。
どちらも、国が規定している食品衛生基準をクリアしたものだけが販売されています。
特に海外輸入されたお肉は、厚生労働省や農林水産省の指導の元、厳しい検査を受けていて、その検査をクリアしたものだけが国内に流通しているようです。
もし、業務用スーパーが、衛生基準を守らず安全性に問題のあるお肉を販売していた場合は、当然厳しく罰せられますし、ニュースとして大々的に採り上げられることになるでしょう。
その時点で企業生命が絶たれてしまいます。そんな危険を冒してまで、業務用スーパー側が、安全性に問題のあるお肉を販売する理由など、まったくないということになるでしょう。
ですから業務用スーパーのお肉の選び方も、通常のスーパーでのお肉の選び方と基本的には、ほぼ同じといえそうです。
ただ、通常よりも大量に購入する必要があるため、その点については、通常のスーパーのお肉の選び方と若干異なってくるかもしれません。
やはり見た目は、お肉を選ぶ上で欠かせないポイントになりますよ。
ただ、お肉の場合は、見た目のよさが必ずしも品質のよさにつながらないので、その点は押さえておきましょう。
牛肉、豚肉、鶏肉の選び方として、それぞれ以下の点をチェックしましょう。
真っ赤な色はいかにも新鮮で美味しそうに見えますが、牛肉の場合は、真っ赤な色をしているのは、年をとった牛のお肉になるようです。
これは、年をとると筋肉の色素が沈着して赤みが濃くなっていくためのようです。
若い牛ほど、淡いピンク色をしているということです。
また、くすんだ赤色の肉は、鮮度に問題がなくても、牛に多大なストレスがかかっていたり、体調が悪かったりする状態で精肉にされた可能性があるので避けましょう。
鮮度のよい豚肉ほど、光沢があり淡いピンク色をしています。
さらに脂身は、白色が鮮明なものを選びましょう。逆にくすんだピンク色や脂身が灰色がかっているものは、鮮度が落ちているので避けた方が安心です。
牛肉や豚肉よりも鮮度が落ちるのが早く傷みやすいので、特に新鮮なものを選ぶのが重要です。
肉の部分はピンク色で、皮は黄色みがあるほど新鮮です。
皮が白っぽくなっているのは鮮度が落ちている証拠です。
なお、業務用スーパーでは、すでに冷凍されたお肉もたくさん販売されています。冷凍のお肉を選ぶ場合は、冷凍焼けを起こしていたり、一部が変色していたりしているお肉は、避けるようにしましょう。
ライター:sion
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