女性のブラジャーは、レースや手の込んだ装飾が施されていたりし、男性用下着などと比べると値段もお高め。その為、買い替えるのがもったいなく、古くなったと感じても使えるならそのまま使用している方も多いのではないでしょうか。
長く使えると思われがちなブラジャーですが、実はブラジャーの寿命は、着用100回前後が目安と言われています。
ローテーションにもよりますが、もし3日に1度使用するなら、約1年が寿命となります。日々のお手入れや使用頻度によって寿命が短くなることもありますので、半年に1度ぐらいの間隔で買い替えると良いでしょう。
ブラジャーの寿命が、意外と短いことが分かりました。寿命が尽きたブラジャーの着用を続けていると、バストのラインが崩れたり胸が垂れたりする可能性があります。以下のような様子が見られたら買い替えを検討しましょう。
今、あなたが着用しているブラジャー、身体にピッタリ合っていますか?身体は、日々変化しています。今着用しているブラジャーが、ずっと合うとは限りません。フィットしないブラジャーを着け続けていると、身体のラインが崩れたり、締め付けにより血行不良になる可能性もあります。
洗濯をしたり購入から長い間使用していると、ブラジャーのワイヤーがだんだん変形してきます。そうなると胸を支えることが出来ない為、綺麗にバストのラインが出なかったり、バストが下がって見える、バストのサイズが小さく見られる、などの原因となります。
ワイヤーの変形具合によっては、ワイヤーがみぞおちに食い込み、違和感や痛みの原因となることもあります。
胸の形を綺麗に見せるために大切なのが、カップの形です。そのカップがしわになったり凹んでいると、綺麗な胸の形を保てません。カップの形をキープできないぐらい生地がよれよれになっているという事なので、買い替え時と言えます。
サイドベルト部分は、メッシュや薄い生地を使用している物が多く、着用の際に伸びる場所でもあります。サイドベルト部分がよれたり薄くなっていたら、胸を支える事が出来なくなり身体にフィットしなくなります。
それは、ストラップが劣化によってゆるんで、ずれてくるからです。ストラップがゆるんでしまうと、カップが浮いたりする原因となります。
意外と寿命の短いブラジャーを、少しでも長持ちさせるお手入れ方法は、手洗いです。
水かぬるま湯におしゃれ着用もしくは下着用洗剤を入れ、その中でふり洗いをします。その後、2、3回ほどすすいだら、ブラジャーを絞らずタオルで押さえて水分をふき取ります。水分をふき取ったブラジャーは逆さにしアンダー部分に洗濯バサミを留めて、風通しのよい場所で陰干しをしましょう。
手洗いが面倒でまとめて洗う方もいらっしゃると思いますが、日が経つと汚れが落ちにくくなるため、使ったその日に手洗いしてください。おすすめはお風呂に入る時に一緒に洗ってしまうことですが、酸性やアルカリ性のボディーソープで洗うと生地を傷める原因になりますので、専用の洗剤を使ってください。
ブラジャーは消耗品です。色々な理由で古いブラジャーを着け続けると、身体のラインが崩れたり、違和感や痛みの原因となってしまう恐れもあります。日々丁寧にお手入れをし、ブラジャーに買い替えのサインが出ていないかチェックしましょう。
ライター:タスカジさん めぐりずむ
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます