知らないと危険?カセットコンロの寿命と長持ちさせるお手入れの仕方とは

知らないと危険?カセットコンロの寿命と長持ちさせるお手入れの仕方とは
投稿日: 2019年1月20日 更新日: 2019年1月20日
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カセットコンロの寿命をご存知ですか?寿命を知らずに使い続けていると、ガス漏れなどの事故を招く怖れがあるので大変に危険です。カセットコンロの寿命は、普段の使い方やお手入れの仕方も大きく影響します。そこで今回は、カセットコンロの寿命と長持ちさせるためのお手入れの仕方についてご紹介します。

カセットコンロの寿命について

カセットコンロの寿命は、ボンベを取り付ける部分にある「Oリング」の寿命に基づいて換算されています。

「Oリング」は、ゴム素材のため、使用頻度にかかわらず、年月の経過に伴って、劣化してしまいます。劣化により、Oリングにひび割れや変形が生じた場合、それが原因でガス漏れを招く怖れが増大します。 そしてそのOリングの寿命の一応の目安が10年となっています。

そのため、 「日本ガス石油機器工業会」は、安全のために、使用頻度に関わらず、製造年月日から10年経過したときに、新しいものに買い替えることを推奨しています。

カセットコンロの製造年月日は、本体に3面ある側面のいずれかに貼られているシールを見て確認することができます。ただし、メーカーによっては最初から使用期限が設定されている場合もあります。その場合は、その使用期限=寿命と考えましょう。

長持ちさせるためのお手入れ方法

残念ながら、どんなにお手入れを行っても、カセットコンロの寿命そのものを延ばすことはできません。ただ、お手入れを怠ると、カセットコンロの寿命をどんどん縮めることになることだけは確かです。

寿命を迎えるまで長持ちさせたいのであれば、普段からお手入れをしっかりと行っていきましょう。長持ちさせるためには、毎回使用後に、汚れを落とし、十分に水気を取り除いておくことが最も重要です。 汚れや水気をそのままにしておくと、故障やサビを招く怖れがあるため、毎回欠かさずに行いましょう。

カセットこんろの本体は、丸洗いができません。頑固な汚れは中性洗剤を使用して落とした後、固く絞った布で洗剤分を取り除き、乾いた布で水気をしっかりと取り除いておきましょう。

ゴトクを取り外せる場合は、中性洗剤で汚れを落とした後、よくすすぎ、十分に乾かしてから元に戻しておくようにすると、より効果的です。

また、故障の原因になるので、お手入れの際はガス導管(ノズル)と電極には触らないように気をつけましょう。

使い方にも要注意

カセットコンロの間違った使い方は、カセットコンロの寿命を大幅に縮めることになるだけでなく、重大な事故につながる怖れあがります。以下のような間違った使い方には、くれぐれもご注意願います。

1. カセットコンロから大きくはみ出るような調理器具の使用する

2.カセットコンロを2台並べて使用する

3.他の熱源(クッキングヒーターや焼き物器など)の近くで使用する

(ただ置いておくだけでもNGです。)

知らずに上記のような使い方をしていると、ガスコンロの本体に熱が伝わって、ボンベが爆発する危険があるので、絶対に避けましょう。

コツ・ポイント

カセットコンロの寿命と長持ちさせるためのお手入れ方法をご紹介しました。なお、付属のカセットボンベを捨てる際には、必ず、中身を振って空であることを確認することもお忘れなく!

ライター:sion


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