ビフォーのクローゼットです。
今回は真冬の衣替えを機に、
ハンガーで吊ったアイテムとバッグの並べ方を
変更することにしました。
<ビフォー>
ハンガーで掛けたものはアイテム別で分け、
さらにその中で色別に分けていました。
バッグは使用頻度の高いものを下の段。
その他を上の段に置いていました。
アフターのクローゼットです。
違いがお分かりいただけますでしょうか?
まずハンガーもののビフォーは
ロングワンピース➡トップス➡パンツ➡スカート➡ジャケット➡オフシーズンのもの
に分け、さらにその中でまた色別に分けていました。
いわゆる【アイテム別分け】をメインに考えていました。
それを
アフターでは左から
グレージュ➡オフホワイト➡ネイビー➡グレー➡白➡黒➡キャメル➡オフシーズンのもの
に変更しました。
(アパレル時代の服がまだまだ多いので、本当はもう少し減らせるといいですよね)
バッグも
ビフォーは使用頻度の高いものを
下段に置いていましたが
アフターは色別に変更しました。
こうしようと思ったのは
長年、務めたアパレル販売のレイアウトを
思いだしたからです。
ショップのレイアウトをするときに心掛けるのは
●スッキリしている
●シーン別に分ける
●テイストで分ける
などで「分かりやすい」店づくり。
そして一番気を付けていたのは
●色の並びを美しくすることです。
なぜなら、
お客様が一番最初に反応されるのが
【色】に対してだと気づいたからです。
色が煩雑に並んでると入店率が下がり
美しいとたくさんご来店がある。
ボディーに飾った商品にも
色を目にとめてくる方が圧倒的に
多かったんです。
ちなみにハンギングすると伸びてしまうニットは
引き出しごとに色で分けています。
戻りますが先ほど書いた通り、
お客様は遠くからでも最初に色に目をとめて
近づいてこられます。
ということは
「人間は色から物を探しやすい」
ということかもしれません。
先に「こんな色」「こんな形」と
目的のアイテムが決まっていても
形からよりも色から見つける方が圧倒的に多い。
これは経験上の体感ですが
実際に自分自身もそうだったと思います。
店頭に立っていると
様々なことにすぐ対応しなくてはなりません。
●お客様がもともと探されていたもの
●私がお客様に似合うと思うもの
●お客様のお悩みに対応できるもの
など、目的に合ったものを
数百点ある中からすぐにお出しします。
店頭はその時の状況でいろんな分け方をしますが
色で分けてあると見つけやすく
さらに店頭にある在庫を覚えやすく感じました。
在庫管理がしやすくお客様も分かりやすい
ということはその方法なら
もっと数の少ない私のクローゼットも
使いやすくなるはず!
ということで変更したのです。
ショップの在庫管理に慣れていたこともありますが
私はとても快適にクローゼットを使えるようになりました。
目に入る色が整然と並ぶと
思考整理がしやすいということなのだと思います。
特にバッグも見やすくなり、
服に合わせて選ぶ時間が早くなりました。
さらに最近は四季があいまいで
衣替えのタイミングも難しいですよね。
この方法なら長袖・半袖・羽織などを混在させても
スッキリ見えて何がどこに掛けてあるのか把握しやすい
というメリットもあります。
いかがでしょうか?
ただ「アイテム別」から「色別」に並び替えるだけなので
新たに何かを買い足すこともなく、
特別なテクニックもいらない
「すぐに始められる探しやすいクローゼット収納」です。
どなたかのお役に立てられれば幸いです♡
最後までお読みいただきありがとうございます。
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