【クローゼット収納】着たい服がすぐに見つかるクローゼットの作り方

【クローゼット収納】着たい服がすぐに見つかるクローゼットの作り方
投稿日: 2018年11月24日 更新日: 2019年11月6日
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整理収納アドバイザー/クローゼットコンサルタント 3歳から自分で服を...
これまでは【アイテム別に分ける】➡【その中で色別に分ける】
という分け方だった私のクローゼット。

それを【全てを色別に分ける】に変更しました。
それは、自分のアパレル時代の経験を思い出したから。

特別な収納グッズもテクニックも必要ありません。
色で分けるだけですぐ見つけられるクローゼット。
その理由をお伝えします。

ビフォーのクローゼットです。

今回は真冬の衣替えを機に、
ハンガーで吊ったアイテムとバッグの並べ方を
変更することにしました。

<ビフォー>

ハンガーで掛けたものはアイテム別で分け、
さらにその中で色別に分けていました。

バッグは使用頻度の高いものを下の段。
その他を上の段に置いていました。

アフターのクローゼットです。
違いがお分かりいただけますでしょうか?


まずハンガーもののビフォーは

ロングワンピース➡トップス➡パンツ➡スカート➡ジャケット➡オフシーズンのもの

に分け、さらにその中でまた色別に分けていました。
いわゆる【アイテム別分け】をメインに考えていました。

それを

アフターでは左から

グレージュ➡オフホワイト➡ネイビー➡グレー➡白➡黒➡キャメル➡オフシーズンのもの

に変更しました。
(アパレル時代の服がまだまだ多いので、本当はもう少し減らせるといいですよね)

バッグも

ビフォーは使用頻度の高いものを
下段に置いていましたが

アフターは色別に変更しました。

こうしようと思ったのは
長年、務めたアパレル販売のレイアウトを
思いだしたからです。


ショップのレイアウトをするときに心掛けるのは

●スッキリしている
●シーン別に分ける
●テイストで分ける

などで「分かりやすい」店づくり。

そして一番気を付けていたのは

●色の並びを美しくすることです。

なぜなら、
お客様が一番最初に反応されるのが
【色】に対してだと気づいたからです。


色が煩雑に並んでると入店率が下がり
美しいとたくさんご来店がある。

ボディーに飾った商品にも
色を目にとめてくる方が圧倒的に
多かったんです。

ちなみにハンギングすると伸びてしまうニットは
引き出しごとに色で分けています。

戻りますが先ほど書いた通り、
お客様は遠くからでも最初に色に目をとめて
近づいてこられます。

ということは
「人間は色から物を探しやすい」
ということかもしれません。

先に「こんな色」「こんな形」と
目的のアイテムが決まっていても
形からよりも色から見つける方が圧倒的に多い。

これは経験上の体感ですが
実際に自分自身もそうだったと思います。

店頭に立っていると
様々なことにすぐ対応しなくてはなりません。

●お客様がもともと探されていたもの
●私がお客様に似合うと思うもの
●お客様のお悩みに対応できるもの

など、目的に合ったものを
数百点ある中からすぐにお出しします。


店頭はその時の状況でいろんな分け方をしますが
色で分けてあると見つけやすく
さらに店頭にある在庫を覚えやすく感じました。


在庫管理がしやすくお客様も分かりやすい
ということはその方法なら
もっと数の少ない私のクローゼットも
使いやすくなるはず!


ということで変更したのです。

ショップの在庫管理に慣れていたこともありますが
私はとても快適にクローゼットを使えるようになりました。


目に入る色が整然と並ぶと
思考整理がしやすいということなのだと思います。

特にバッグも見やすくなり、
服に合わせて選ぶ時間が早くなりました。


さらに最近は四季があいまいで
衣替えのタイミングも難しいですよね。

この方法なら長袖・半袖・羽織などを混在させても
スッキリ見えて何がどこに掛けてあるのか把握しやすい
というメリットもあります。

コツ・ポイント

いかがでしょうか?

ただ「アイテム別」から「色別」に並び替えるだけなので
新たに何かを買い足すこともなく、
特別なテクニックもいらない
「すぐに始められる探しやすいクローゼット収納」です。


どなたかのお役に立てられれば幸いです♡
最後までお読みいただきありがとうございます。



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