鍋の保温力を使って、予熱で調理を行うことができる鍋です。予熱で調理を行っている間に、別の料理を作ることもできますし、掃除や洗濯など他の家事を片付けることもできるので、結果的に時短家事につながります。煮崩れや焦げ付きなどの心配もなく、味もしっかりと浸み込むのが魅力です。
また、鍋を火にかける時間が、通常よりも短くてすむので、光熱費の節約にもなります。直火にかけるタイプが主流ですが、電子レンジ専用タイプなどもあるようです。
ただ、気温が高くなる夏場は、保温中の衛生面が気になるという難点があります。
調理時間を大幅に短くできる、時短家事のお助けアイテムとしては、定番中の定番といえる鍋です。
例えば、通常、炊飯器でご飯を炊くのには、お米を研いでから、最低でも30分そのまま放置する必要があります。しかし、圧力鍋なら、お米を研いでからすぐに火にかけ、あとは圧力表示に従って火加減を調整するだけで、およそ15分程度で美味しく炊きあがります。
忙しいときには敬遠しがちな、煮込み料理も、短時間で出来上がります。ただ、圧力の調整や時間管理などにはコツが要り、慣れるまでにそれ相応の時間がかかる点が難点といえそうです。
ゆでる、煮る、炊く、焼く、蒸す、炒める、揚げる、オーブン調理など、ほぼすべての調理方法をカバーできる万能鍋です。火の通りが早く、予熱で調理することも可能なので、調理時間を大幅に節約することができます。
アルミ製の鋳物鍋や、鋳物ホーロー鍋などが該当し、各メーカーから販売されています。ただ、火加減の調整などにコツが要り、慣れるのに時間がかかる点が難点といえそうです。
最近、とくに注目を集めているのが自動電気調理鍋です。上記の保温調理鍋や圧力鍋、無水調理できる鍋の、それぞれの進化形といえるタイプが、様々なメーカーから販売されています。
どのメーカーのどのタイプも、お鍋に材料と調味料を入れて、出来上がり時間をセットすれば、あとは自動で鍋が、火加減を調整しながら、美味しく調理してくれるという点は、ほぼ共通しているようです。電気なので、火の番をする必要もなく、放ったらかしておいても安心です。
中には、食材をまぜてくれる機能や、細かくカットしてくれる機能を備えたタイプもあるようです。さすが進化形といえるだけあって、保温調理鍋や圧力鍋、無水調理できる鍋の持つ難点などを、うまくカバーできている優れもの揃いです。
時短家事のお助けアイテムとして、料理の手間が大幅に省ける鍋についてご紹介しました。これらの鍋があれば、本来手間ひまかける必要がある料理にも、チャレンジすることができるので、忙しくてあまり時間をかけられないけど、やっぱり手の込んだ料理を作りたいという方には特におすすめです。
ライター:sion
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