?【衣類収納のヒント⑤】畳める衣類の仕分けを制する者は衣替えをも制す?

?【衣類収納のヒント⑤】畳める衣類の仕分けを制する者は衣替えをも制す?
投稿日: 2018年11月15日 更新日: 2018年11月22日
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家族の事情で日本に戻って在宅勤務中の元デジタルノマド ✈️: ??????????...
第5回目は「畳める衣類の仕分けを制する者は衣替えをも制す?」です。

実は私、もう5年ほど夏冬真っ盛りの時期に仕事で日本を離れ、夏服と冬服は海外オフィスに置いてきていたので、衣替えをするのは久しぶりだったのです。
引越しがひと段落した時点で海外の荷物を全部引き上げて来たところ、服の量がすごくてびっくり!手元にないからカウントに入れるのを忘れていた夏服と冬服が加わったことで、既に満杯気味だった新居での収納スペースを遥かにキャパ超えしてしまいまして。とりあえず去年は引越後に自分の服に気を割くほどの余裕がなくて、残暑を春秋モノの服で凌ぎ、冬は家の中でコートを着て寒さを凌ぎ。。。夏服と冬服はそのままスーツケースと段ボールに放置したままやり過ごしてしまったのです。

去年の衣替えをすっぽかして過ごした結果、気づかされたことが3つあります。

①夏しか着ないもの&冬しか着ないものを、最初から通年着られる服と分けておけば、衣替えの時はそれを移動するだけで済みそうだ。
②日本の冬は家の中が寒い‼️ だから衣替えに注力すべきは普段使いの服!
③ファッションのためなら寒さ暑さも一時忘れられる よって大抵のオシャレ着は通年使える

そこで、ハンガー掛けが必要なオシャレ着は通年使用なので定位置に収納。
畳んでも問題ない普段使いの服を、夏・冬・通年の3分類で分けて収納し、季節外れの服をアクセスしにくい場所にサッと移せるようにしました?

既に満杯気味だった衣類収納スペースから空き容量を生み出し、衣替えを楽に乗り切るためコツは、「畳める服をどう収めるか?」にあります!

基本の考え方は4つ。
1、枚数が少ないものは、平積みで大丈夫。
2、小さくなるものは、仕切りボックスに収納します。
3、空気を含むと厚くなるものは、ブックエンドで仕切り収納します。
4、枚数が多く薄いものは、平積みすると下の方が取り出しにくくなるので、ブックエンドで縦に収納します。

それでは、それぞれの実践例を写真付きでご紹介いたします?

材料

  • 100均 ブックエンド
  • 100均 下着収納ボックス(16分割)

【普段着メタルラック】

【普段着メタルラック】

幅80cmの2段式メタルラックを使って、全身の普段着コーデが一ヶ所で完結できるように改良しています。
上段に横広型の衣装ケースの枠ありと枠なしを載せて、4段にしました!

上から、朝起きて服を着る順に並べています。

通年:靴下&ブラトップ

通年:靴下&ブラトップ

小さく畳めるので、100均の下着収納ボックス(16分割)に入れています。

冬だけ:長袖タートルネック

冬だけ:長袖タートルネック

長袖タートルネックは冬が終わったら移動したいので、大きな衣装ケースに入れてメタルラックの上段にケースごと置いています。(こうすることで、ケースの上を靴下&ブラトップ置き場として使えるので。)
枚数が多く平積みでは取り出しにくくなるため、100均のブックエンドを仕切りにして畳んで縦に入れることで、大容量の衣類収納を実現しました!

通年:汚れても良い普段着

通年:汚れても良い普段着

普段着ることの多い、家事や行事で汚れて最悪捨てても良い服をオープン棚にまとめました。
枚数が少ないので畳んで平積みです。

上段左:フード付きパーカー
上段中央:トレーナー
上段右:薄手のロングシャツ

下段左:ジーンズ(薄くても冬は中にタイツを履いて着たりするので通年使用)
下段中央:薄レギンス&ハーフパンツ
下段右:裏起毛パンツ(夏はショートパンツと入れ替え)

【4段キャスターケース x2】

【4段キャスターケース x2】

写真は、引き出しケースの中を100均ブックエンドで仕切った状態です。

スーパーに行ける程度の普段使いの服を、細めの4段キャスターケース2個にカテゴリーごとに畳んで収納しています。

合計8ケースの内、通年使用が6ケース、衣替え対象で2ケース使っています。
季節外れの服だけ、リビングの収納スツールにパッと移せば衣替え完了です?

夏だけ:袖なし/半袖/ショートパンツ

夏だけ:袖なし/半袖/ショートパンツ

袖なし&半袖は、それぞれ引き出し1ケースずつ100均ブックエンドで仕切って縦に収納していました。
今はリビングの収納スツールの中に保管し、空いた2つの引き出しには代わりに冬用のタイツとストールをそれぞれ収納しています。

ショートパンツは普段着の棚に置いてあったものです。今は入れ替わりで裏起毛パンツが普段着の棚に出ています。

通年:長袖トップス

通年:長袖トップス

薄手の長袖トップスは通年使用するので、枚数も割とあります。
以前は平積みでキャスターケースの引き出しに入れていましたが、長袖を斜めに織り込んで2つ折りだと真ん中が分厚くなって、出し入れの度に引き出しから服が溢れやすくなっていました。下の方の服が取り出しにくかったので、存在を忘れて似たような服を買ってしまったり?

100均ブックエンドで仕切って縦に収納するようにしたところ、一目で見られるので服を選びやすくなりました✨そして、ちょうど縦に収まるように折ると、長袖を直角に畳み込んで3つ折りになるので、袖部分の無駄な重なりが減った分、前よりも枚数が多く入れられるようになりました?

通年:薄手のセーター

通年:薄手のセーター

気候が温暖な時期は下着の上にそのまま着て、寒くなったら重ね着している薄手のセーター。
小さく畳んで、1〜2枚ずつ100均ブックエンドで仕切って縦に収納しています。

通年:薄手のタイツ&ストッキング

通年:薄手のタイツ&ストッキング

そのまま引き出しに入れると他のタイツとくっついて取り出しにくいので、小さく畳んで100均の下着収納ボックス(16分割)に入れています。
キャスターケースの奥の方は、枠が被ってしまって取り出しにくいものですが、この仕切りボックスを斜めに浮かせると手が届きます。
あまり履かないストッキングは、手前の隙間に格納しています。

冬だけ:厚手のタイツ&レギンス

冬だけ:厚手のタイツ&レギンス

こちらもそのまま引き出しに入れると他のタイツとくっついて取り出しにくいのですが、厚みがあって仕切りボックスには入りません。そこで、100均のブックエンドを使って4列収納にしています。

左列にレギンス、右3列に分厚いタイツを収めました。

冬が終わったら、リビングの収納スツール行きです。

通年:畳めるワンピース

通年:畳めるワンピース

水色&グレー、赤&茶、紺&黒で引き出しを分け、それぞれ枚数が少ないので畳んで平積み収納しています。

(普段キャスターケースは部屋のドアを入ってすぐの細い通路に置いているのですが、そこだと距離が足りず3段まとめて写真に写せないので一時的に場所を移動させて撮影しました。)

【ハンギングラック】

【ハンギングラック】

Amazonで入手したハンギングラックに、シャツ/ブラウス、ニットベスト/ニットジャケットを畳んで収納しています。
(ハンギングラックの左の隙間に、畳みたくないブラウスやチュニックをハンガー掛けしています。)
シャツ/ブラウスはジャケットとスカートに合わせることが多いので、これらと同じWICの中に収めるようにしています。

通年:長袖シャツ&ブラウス

通年:長袖シャツ&ブラウス

上から順番に、1段目が白、2段目の上半分がグレーと黒、2段目の下半分が青と紺、3段目が模様入りのシフォンブラウス&シャツです。

夏だけ:袖なし&半袖シャツ

夏だけ:袖なし&半袖シャツ

時期的にもう着ない、袖なし&半袖はハンギングラックの最下段にあります。
衣替えの時は、ニットジャケットと段を入れ替えるだけでなので簡単です。
(その下にあるのはゴミではありません?服の重みでハンギングラックがたわみ前傾してしまうので、マイナス20度の北欧に行く時しか着なくて日本でほぼ出番のない帽子とダウンコートをラックの支えとして使っています。)

【3段キャスターケース】

【3段キャスターケース】

WICのジャケット下のスペースに3段キャスターケースを置いています。
第7回で詳しく説明しますが、このキャスターケースの下2段は夏は特に取り出しにくくなるので、衣替えでも移動はしません。

通年:薄いカーディガン

通年:薄いカーディガン

夏でも室内のクーラーが寒すぎるので、薄手のカーディガンは通年使用で多用しています。
丈も短めで小さく畳めるものを100均の下着収納ボックス(16分割)に入れ、枚数の少ない薄手のロングカーディガンは下着収納ボックスの下に畳んで平積みしています。

冬用:厚いカーディガン

冬用:厚いカーディガン

こちらは平積みで引き出しに入れると空気を含んで盛り上がって出し入れの時に苦労するので、100均のブックエンドで仕切って縦に収納しています。

冬用:セーター

冬用:セーター

こちらも平積みには向かないので、100均ブックエンドで仕切って縦に収納しています。
特に膨らみやすいものについては、ビニールに入れて空気が入るのを阻止しています。

コツ・ポイント

次回は、【衣類収納のヒント⑥】100円書類トレーで衣類の収納力⬆️ハンギングラックはもう弛ませない!をお送りします。

?【衣類収納のヒント⑥】100円書類トレーで衣類の収納力⬆️ハンギングラックはもう弛ませない!
?【衣類収納のヒント⑥】100円書類トレーで衣類の収納力⬆️ハンギングラックはもう弛ませない!
2018年11月15日
第6回目は「100円書類フォルダーで衣類の収納力⬆️ハンギングラックはもう弛ませない!」をご紹介します。 折り畳めるので長期出張でも大活躍のハンギングラック✨ ですが、大容量の物を買った結果、1段の高さがしっかりある分、服が入りすぎてしまって、下の方の服を取り出す時に一旦持ち上げた上の服が崩れてしまい、何枚も畳み直しが発生するのが実は小さな面倒でした。 そして新居に導入したこの格安のハンギングラックには構造上の問題があるのか、少しでも服を入れると前傾してしまって服が落ちそうです。ハンギングラックの下に、日本では着ない豪雪地帯用のコートと帽子を詰めて支えにしたらマシになったのですが、今度は服の重みで仕切り部分がたるんでしまいます。 平積み状態を維持したいのに、仕切りがたるんで真ん中が下がっているので、時間が経つと服がどんどん前のめりになって落ちてしまうのです。台紙が入っているのにたるんでしまう仕切り部分。服の枚数を減らせばちゃんとまっすぐに戻るのですが、これだとシャツ3枚しか入りません? 結構使いづらかったので、改良しました!
2018年11月15日


(全編まとめページ:全8回分の各ヒントへのリンク付きで、衣替えと着回しサイクルを効率化させるための検討ポイントをご紹介しています。)
?【衣類収納のヒント⑧完全まとめ付】着回しと衣替えに役立つ事前準備のススメ?
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2018年11月17日
ladywaitrose流・衣類収納のヒントも今日で最終回。 暮らしニスタに「1投稿につき1アイデア」という投稿ルールがあるため、手法ごとにアイデアページを立てた結果、8回連載になってしまいました。 最終回となる今回は、衣類収納を最適化するために大事な準備段階での検討事項と各ヒントとの関係性を順番に振り返ります。(各ヒントへのリンク付き、完全まとめ版です?) そして最後の事前検討事項として、収納スペースを構築する際に頭の片隅に入れておきたい着回しサイクル促進計画についてご紹介したいと思います! 色んな収納方法がありますが、服の量と収納場所のキャパによるところが大きいと思いますので、自分にとって心地良いやり方でいいと思います。 それよりも何よりも大事なのは、実際に服を収納する前のプランニングなのです?
2018年11月17日


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