味が格段とアップ!料理酒代用には白ワインがおすすめ

味が格段とアップ!料理酒代用には白ワインがおすすめ
投稿日: 2018年10月29日 更新日: 2018年10月29日
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日々の料理に欠かせない調味料として、料理酒をお使いの方もたくさんいらっしゃることでしょう。うっかり切らしてしまったときに、料理酒代用となるのは、いくつかありますが、その中でも特におすすめできるのが、白ワインです。今回は、料理酒代用に白ワインがおすすめの理由や代用する際に気をつけたい点をご紹介します。

まずはその前に知っておきたい料理酒の働き

料理酒には、肉や魚の生臭みを消す、肉をやわらかくする、素材の旨味を引き出す、風味をアップさせる、味のしみこみをよくする、細菌の繁殖を押さえ保存性を高める、などの働きがあります。

料理酒の働きによって、同じ料理も、より早くより美味しく作ることができますし、より長持ちさせることができるのです。そんな料理に欠かせない名わき役といえる料理酒ですが、うっかり切らしてしまったときに料理酒の代用として、おすすめできるのが白ワインです。

料理酒代用に白ワインがおすすめの理由

その理由をひとことでいえば、白ワインも、料理に対して料理酒とほぼ同じような働きを持っているからです。

白ワインの持つ、素材の旨味を引き出す働きや魚の生臭みを消す働き、および殺菌力などは、むしろ料理酒よりも優れているといえるくらいです。

白ワインは、特に鶏肉との相性が抜群によいので、鶏肉を使った煮込み料理や蒸し料理に、料理酒の代わりに白ワインを使うと、旨味にほどよい酸味が加わり、味も格段とアップすること間違いなしですよ。筑前煮などにもおすすめできます。

ただ、残念ながら白ワインならなんでもOKというわけではありません。料理酒代用として、おすすめできるのは、辛口で酸味の弱いタイプの白ワインに限られます。フルーティな甘口のタイプや香りや酸味が強いタイプは、料理の風味を損ねやすいです。例えば、和食に使った場合、甘味が強調されたり、洋食風になったりなど、全く違った味わいになってしまうため、料理酒代用としてはあまり適しません。

ただ、フルーティな甘口のタイプの白ワインは、洋菓子作りには適しているといえるでしょう。

料理酒代用に白ワインを使う際に気をつけたいこと

料理酒代用に白ワインを使う際に、気をつけたいことは、塩加減です。料理酒の多くは塩が添加されています。白ワインには塩が添加されていないため、料理酒の代用に白ワインを使う場合は、若干の塩加減の調整が必要になります。ただ、塩が添加されていない料理酒もあるので、念のために、ラベルを見て確認しておくと安心です。

分量は、料理酒とほぼ同じ分量でOKですが、料理酒に比べるとアルコール分が高いため、調理の際に、しっかりとアルコール分を飛ばす必要があります。

コツ・ポイント

料理酒代用に白ワインが使えるのと同様に、白ワインの代用として料理酒を使うこともできますよ。ただ、白ワインに比べ酸味が乏しいため、レモン汁をプラスするなど、ちょっとした工夫が必要です。

ライター:sion



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