出しっぱなし収納は一歩間違えるとただの出しっぱなし、置きっぱなしです。なんとなくこの辺に……という曖昧なルールだと途端に無法地帯と化し必要なスペースにまで物が侵食してきます。何をどのくらい出しておくか具体的な収納ルールを必ず決めましょう。
そもそも出しっぱなし収納にするという事は使用頻度が高いからサッと取れるように出しておきたいという事になるかと思います。出しておく物を【毎日必ず使う物】に限定するとあれこれ余計な物が混ざらず見た目もすっきり、サッと手に取れ効率が良いです。
ダイニングテーブルやキッチンカウンターなど広いスペースに出しっぱなし収納をする場合はエリアを制限するとその状態を維持しやすいです。
おすすめはお盆。トレーですね。出しておくものの量に合わせた大きさのトレーに毎日使う必要な物を出しておきましょう。トレーに乗る量だけ!と物を制限する事が出来ます。また、トレーに一つにまとめておくと持ち運びにも便利です。
・キッチン
例えばキッチンではトレーにカトラリーや調味料、取り皿などを乗せておけば食卓との往復も簡単です。
・ダイニング
ダイニングテーブルにティッシュや文房具を乗せたトレーも便利です。来客時にはトレーごと下げてしまえばすぐにテーブルはすっきりします。
・洗面所
歯ブラシや歯磨き粉、化粧品やコンタクト用品、細かい物も一つのトレーの上にまとめておくとごちゃつかず掃除も楽に行え便利です。
出しっぱなし収納をする上で+αとして意識するとより良いのは美観的効果です。同じ量の物を出していてもコツを押さえているとよりすっきりと、出しっぱなし収納が悪目立ちせず空間に馴染むように出来ます。
・色味を揃える
出しておく物の色味を意識してみましょう。完全に統一させる必要はありませんが、なんとなく白っぽい物で揃えてみる、柄×柄にならないようにしてみる。これだけで格段に見た目はすっきりとまとまります。
上記でおすすめしたトレーも使用する場所の雰囲気に合った色味のシンプルな物にする事とより良いでしょう。
ご主人の探し物代行業に家事の時間を割かれているなんて話がよくあります。そんな時もトレーを使った出しっぱなし収納はおすすめです。ご主人の部屋でもよし、ダイニングでもよし、ここはあなたのエリアよ、とご主人に1つトレーを設定してあげましょう。鍵、時計、スマホ、財布などそこに出して置くと便利。
定位置がないからその辺にポイッと置いてしまい忘れ、探す。のループなのです。定位置が決まれば自己管理の意識も自然にとつきますし、一目で分かる出しっぱなし収納は忙しいご主人のストレスにもなりません。
収納スペースに全ての物を収め部屋には何も無い状態にするという事は物凄くハードルの高い非現実的な環境です。かといって物が大量に出払っていても不便です。
部屋に出しておく物の量と収納する量のバランスが快適な日常生活には非常に大切です。出しっぱなし収納のススメに沿って本当に必要な物だけを厳選しスムーズな日常生活を送るべく是非参考にしてみて下さい。
ライター:SHOKO
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