沸騰したお湯に栗を入れ、3分程度茹でた後、火を止めて冷まします。後は、包丁やキッチンばさみなどで、栗に切り込みを入れれば、そこから手で簡単にむくことができます。(切り込みではなく、お尻の部分を先に切り落すという方法もあります)
変色やアクを抑えるために、皮をむいた順に水につけていきましょう。これは他の方法でむく場合も同じです。
鍋の代わりに電子レンジを使う方法もあります。耐熱容器に水と栗(10粒程度)を入れ、ラップをかけた後、電子レンジで600Wで3分程度加熱します。よく冷ました後、栗に切り込みを入れれば、そこから手で簡単にむくことができます。
栗のお尻の部分に、包丁の角を使って切り込みを入れます。油をひいたフライパンに栗を入れて、加熱します。切り込み部分が裂けてきたら火を止め、器に移し粗熱をとります。手で触れるくらいになったら、手で簡単にむけます。
すぐに使わない場合は、冷凍する方法がおすすめです。冷凍する前に、できれば天日干ししておくと、糖度がアップして、より甘くなりますよ。栗を洗わずに表面の汚れを落とした後、新聞紙に包んで密閉できる保存袋に入れて冷凍すればOKです。
あとは、調理前に使う分だけ取り出して、そのまま熱湯に5分程度つけて解凍すれば、鬼皮も渋皮もとてもむきやすい状態になっています。
茹でるのも焼くのも面倒という場合は、生の栗の皮をそのままむける、栗専用の皮むき器を使う方法がおすすめです。
栗専用の皮むき器は、数多くのメーカーから販売されているようですが、デザインや形状に多少の違いはあるものの、栗をはさんでむくという方法は、どれもほぼ同じです。
さすが栗専用の皮むき器だけあって、生の栗をはさむだけで、鬼皮も渋皮も、キレイにはがすことができる点が魅力です。ただ、使い方にコツが要り、慣れるまでにそれ相応の時間が必要にはなるようです。
調理の時短におすすめの栗の皮のむき方をいくつかご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?このほかにも、栗を丸一日以上水につけておけば、皮がふやけて裂け目ができ、やはり手で簡単にむくことができるようです。買ってすぐに調理したい場合以外は、おすすめの方法といえるかもしれません。
ライター:sion
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