それぞれにベストポジションあり! 調味料の保存場所について

それぞれにベストポジションあり! 調味料の保存場所について
投稿日: 2018年10月16日 更新日: 2018年10月17日
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調味料は、それぞれに最適な保存場所があります。保存場所を間違えると、風味が落ちたり、変質したりするだけでなく、カビの繁殖を招く怖れもあるので要注意です。

今回は、普段よく使う調味料の開封後のそれぞれのベストポジションといえる、最適な保存場所をご紹介します。

醤油

醤油は腐らないので、流しの下やキッチンの棚、はてまた食卓の上に置きっぱなしという方も多いのではないでしょうか?

しかし、醤油は常温で保存すると、酸化が進み、風味が落ちてしまうだけでなく、カビが繁殖しやすくなります。酸化やカビの繁殖を抑えることが可能な冷蔵庫がベストポジションといえるでしょう。

ただし、空気に触れない構造になっているタイプの醤油は常温で保存できます。

ソース

ソースのベストポジションは冷蔵庫。ソース類には、お酢や食塩、砂糖などが含まれているので、常温でも保存可能です。

実際、ラベルなどにも冷暗所での保存と記載されている場合も多いです。しかし、ベストは、やはり冷蔵庫。

冷蔵庫で保存すると、常温に比べ、温度差の影響を受けにくいため、色や香り、風味の劣化を抑えることができます。

味噌

味噌のベストポジションは、冷蔵庫(5℃~8℃)です。意外かもしれませんが、冷凍庫でも保存できます。

一般家庭にある冷凍庫では、多少硬くなることはあっても、完全に凍ることは、まずないということです。

常温でも保存は可能ですが、カビが繁殖しやすくなるため、あまりおすすめできません。味噌は、空気に触れさせないように保存することが最大のポイントです。

お酢

お酢の種類によって、常温でも保存できるものと、冷蔵庫保存がベストなものに分けられます。

穀物酢や米酢など何も添加されていないタイプの100%純粋なお酢は、常温保存が可能ですが、常温でも冷暗所がベストポジションになります。

ポン酢や果実酢、すし酢など、砂糖などの成分が添加されている、水で希釈されているなどの100%純粋でない種類のお酢は、冷蔵庫保存する必要があります。

マヨネーズ

マヨネーズのベストポジションといえば冷蔵庫のドアポケットを思い浮べる方も多いのではないでしょうか?ドアポケットももちろん適してはいますが、それよりもさらに野菜室の方がポジション的にはベストになるようです。

マヨネーズは、0度以下だと油が分離してしまいますし、あまり高温だと変質してしまいます。冷蔵庫のドアポケットよりも低温になりにくく、およそ5℃前後の温度が一定に保たれる野菜室のほうが、マヨネーズにとっては好ましい環境といえるようです。

なお、逆さまにして保存するのがおすすめです。

ケチャップ

油分が含まれていないケチャップは、冷蔵庫のドアポケットがベストポジションになります。

ただ、マヨネーズと違って、水分だけが分離して注ぎ口にたまってしまうので逆さまに保存するのはNGです。

みりん

本みりんは、冷暗所、みりん風調味料は、冷蔵庫が、それぞれベストポジションになります。

本みりんは、逆に冷蔵庫で保存すると、中の糖分が固まって使いにくくなってしまうようです。

塩&砂糖

どちらも冷暗所がベストポジションになります。冷蔵庫で保存すると、固まって使いにくくなるので、あまり適しません。

どちらも湿気に弱いので、密閉できる容器に保存することがポイントです。

コツ・ポイント

各調味料のそれぞれベストな保存場所をご紹介しましたが、いかがでしたか?

各調味料のラベルには保存方法が記載されているので、念のために、そちらもチェックしておくと安心ですよ。

ライター:sion


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