1.ヘタをチェック
新鮮で美味しい柿を選ぶ上で、外せないチェックポイントです。まずは、ヘタが4枚付いていることが基本です。ヘタの枚数が一枚でも足りないと、それは、十分に育っていない柿である証拠です。4枚のヘタが、潤っていて果皮にぴったりとはりついて、隙間のないものがベストです。
ヘタに隙間のあるもの、ヘタが乾燥しているものは、実がやわらかく、シャキシャキ感に欠ける可能生大です。
2.果皮の状態をチェック
ツヤとハリがあり、色が均一のものが新鮮で美味しい柿です。色むらがある、赤褐色に変色しているものは避けるようにしましょう。
3.固さと重さをチェック
新鮮で身がつまっている柿は、固さとずっしりとした重みがあります。
4.果粉(ブルーム)の有無をチェック
新鮮な柿は、果皮に、白い果粉(ブルーム)が浮き出ています。触った後拭き取ると指の跡がつくものを選ぶようにしましょう。
1.酸味のある果物と合わせる
どんな甘味が十分な柿でも酸味はほとんどありません。そこで、酸味があって甘味に乏しい柑橘系の果物を合わせると、互いに足りない点が補われて、抜群に美味しくなりますよ。ヨーグルト和えやスムージーにおすすめの組み合わせです。
2.スパイスと合わせる
素朴で優しい甘味が魅力の柿ですが、その分、どうしてもパンチ力に欠けます。それを見事に補ってくれるのがスパイスです。特に柿と相性がよいのがシナモンとナツメグ、クミンなどです。サラダや柿のブランデー漬けなどにおすすめの組み合わせです。
3.酢の物にする
砂糖の代わりに、柿の甘みを使って作る酢の物は、柿の甘みと旨味が加わって、ものすごく奥の深い味わいになります。柿なますが有名ですね。
旬の柿をできるだけ長く楽しみたいなら、冷凍がおすすめです。柿は日が経つと実が熟してぶにょぶにょになってしまいますが、冷凍保存すると美味しくいただけますよ。
保存する方法も、そのまま密閉できる保存袋に入れて冷凍庫に入れるだけ、ととても簡単です。ヘタの部分を切り取って、中身をスプーンですくって食べるという方法がおすすめです。シャーベット状になっていてとても美味しいです。
料理に使う場合も、沸騰したお湯にさっとくぐらせるだけで、簡単に皮をむくことができる点も便利です。一口大に切ってから冷凍する方法や、ぺースト状にし真空状態で冷凍するという方法も、調理の際に使い勝手がよくなるので、おすすめです。
柿の選び方とアレンジのポイントについてご紹介しました。冷蔵保存する場合は、ヘタの部分が乾燥しないように、ヘタの部分に、湿らせたクッキングペーパやコットンなどを当てて、ヘタを下にして冷蔵庫に入れると、シャキシャキ感を長く保つことができます。ぜひ一度お試しあれ!
ライター:sion
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