ほとんど着ていないし、全然汚れていないから、という理由で、洗濯せずに、あるいはクリーニングに出さずに、そのまま収納ケースにしまっていませんか?一度でも袖を通した洋服は、皮脂や汗、花粉やホコリなどが付着しています。そのまま収納すると、虫に食われる危険性が増大します。
隙間がもったいないという理由から、詰め込めるだけ詰め込むという方も多いのではないでしょうか?ギュウギュウに詰めると、防虫剤が十分に行き渡らず、やはり虫に食われる危険生が増大します。
衣類は、収納ケースのキャパシティの8割程度に抑えておくことがポイントです。
クリーニングから戻ってきた衣類は、ついついカバーのついたまま収納しがちですよね。たしかに、クリーニングのカバーは、ホコリよけには効果的です。しかし、通気性が悪いため、そのまま収納すると、湿気がこもってカビを招く心配があります。
衣替えの際は、クリーニングのカバーは、必ず外して、衣類カバーに付け替えるようにしましょう。
衣替えの際に、まずは、収納ケースの下に防虫剤を敷いてから、衣類を重ねていませんか?防虫剤は、空気より重い性質を持つため、衣類の一番上に置くのが正解です。同じく衣類と衣類の間に防虫剤を挟み込むことも、効き目が十分に発揮できないのでNGです。
防虫剤の効き目を最大限に引き出すためにも、一番上に置くようにしましょう。
衣替えは、収納ケースに、シーズンインの衣類とシーズンオフの衣類をただ入れ替えるだけで済ませていませんか?
しかし、収納している間に、ケースの中に害虫の卵が産み付けられていたり、カビが発生していたりする心配もあります。衣類を入れかえる前に、収納ケースは、きちんと掃除してキレイにしておくと安心ですよ。
衣替えの際に、収納ケースに入れずに、そのままクローゼットなどに掛けっぱなしにしている洋服はありませんか?もちろん掛けっぱなしでもOKのものもありますが、長期間ハンガーに掛けっぱなしにすると、型崩れしてしまうものもあるので、要注意です。
例えば、セーターやスウェット、カーディガンなどは、型崩れしやすい素材なので基本的に、シーズンオフの間、掛けっぱなしで保管するのはNGだと考えましょう。
今回ご紹介した衣替えのNGの中で、知らずやっていたという項目が、ありませんでしたか? 来年、収納ケースをあけると、洋服が虫に食われていた!カビだらけになっていた!というようなことがないように!くれぐれも気をつけて、正しい方法で衣替えを実践していただければと思います。
ライター:sion
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