押入れの気になるところと言えば「臭い」。実はその臭い、カビかもしれません。寝具や季節によって使わないものなど様々なものが収納されていると思います。押入れは常に襖が締まった状態のご家庭も多いはず。ギュウギュウになった押入れの中は風通しが悪く、湿気がこもりやすくなります。そのため、湿気を好むカビが繁殖しイヤな臭いとなってしまうのです。
押入れの掃除には除菌効果も期待できるクエン酸を使用します。水200mlに対してクエン酸を小さじ1混ぜたものをスプレーボトルに入れれば、掃除の準備は完了です!
◆ 掃除方法
1. まずは、押入れの中の収納してある物を全て取り出します。クエン酸やホコリが寝具などに付着するのを防ぎ、押入れの中を見渡すことが出来るようにするためです。
2. 壁や底のホコリをハタキとチリトリでかき集め、掃除機で取り除いていきます。
3. 布巾にクエン酸スプレーを噴きかけ、押入れの中を隅々まで拭いていきましょう。素材が木の場合もあるため、押入れに直接クエン酸スプレーを噴きかけることは避けた方が良いです。
4. クエン酸が完全に乾いたら、押入れに入っていたものを中に戻して完了です♪
掃除をしても押入れの独特な臭いが消えない、ジメジメしているなどというお悩みもあると思います。ご家庭でも出来る、臭い・湿気対策はないのでしょうか?
◆すのこで風通しを良くする
寝具や収納ボックスの下に「すのこ」を置くと、風の通り道が確保できます。湿気逃しにもなるので効果が期待できそうです。すのこと聞くと床に置くというイメージの方も多いかと思いますが、壁に立てかけても同じような効果がありますよ。
◆重曹で消臭と吸湿を
ジャムの空き瓶や紙コップなどに、重曹を粉のまま入れて押入れの中に置いておくだけ!重曹には消臭と吸湿効果があるのでオススメです。重曹は調理に使われることもあるので、小さいお子様がいるご家庭でも安心してお使いいただけます。
◆襖を開けて空気の入れ替え
湿気を溜めないようにするには、押入れの中に風を通さなければなりません。すのこが無くても大丈夫です。普段から押入れの襖を開けて、換気することを習慣づけると良いでしょう。
今回は押入れの掃除方法と臭い・湿気対策をご紹介しましたが湿気の溜まるところなら同じような方法が使えますよ。特別なものを使わなくても簡単に出来るのでぜひ試してみてはいかがでしょうか?
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