キチンと把握しよう!意外と知らない片付けと掃除の違いについて

キチンと把握しよう!意外と知らない片付けと掃除の違いについて
投稿日: 2018年8月31日 更新日: 2018年8月31日
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片付けと掃除に違いについては、なんとなくわかっていても、意外と明確に答えられないのではないでしょうか?違ってはいても、片付けと掃除には密接な関係があり、どちらか一方が苦手あるいは得意というケースはあまりなく、どっちも苦手かどっちも得意かのどちらかに分かれるようです。今回は、掃除と片付けの違いについてご紹介します。

片付けとは?

片付けとは、散らかっている状態を整えることです。使ったものを元の場所に戻すという意味や、物事にケリをつけるというニュアンスもあります。

部屋の状態は、そこに住む人の心の状態であるといわれていますが、散らかっている部屋を片付けるというのは、ある意味、自分の心を整える行為といえるかもしれません。実際、気持ちの整理をつけるために、部屋の片付けを行うというのは、よくあるケースです。

掃除とは?

掃除とは、汚れを取り除き、清潔な状態に保つことです。汚れの種類や汚れている場所によって、掃除の方法や用いる用具、使用する洗剤なども変わってきますが、清潔な状態に保つために行われるという点で、すべて共通しています。

掃除の一連の作業の中に、片付けは含まれません。しかし、物が散らかっている状態では、散らかっている物が邪魔になり、掃除そのものができないため、掃除の前に片付けが必要になります。

片付けと掃除の違いについて

片付けは、散らかった状態を整然とした状態に整えること、掃除は、不浄な状態を清潔な状態に清めること、と両者には明確な違いがあります。

片付けは、整えるために行われること、掃除は、清潔にするために行われることと、目的そのものが違っているということですね。

それぞれの目的は違っていても、片付けと掃除には、密接な関係があります。常に片付いた状態であれば、すぐに掃除にかかれるので効率的ですが、散らかっている状態であれば、掃除の前に片付けという作業が加わるために、大変に非効率です。

掃除の効率を重視したいのであれば、常に片付いた状態をキープしておくことがポイントになります。

ちなみに、掃除のために、そのばしのぎで、散らかっている状態を一時的に解消させることは、厳密には片付けには該当しません。例えば、掃除の邪魔だからと、とりあえず押入れにすべて押し込む、一か所にまとめておく、などの方法は、厳密には片付けではありません。別に時間を設けて、今度は押入れの中、あるいは一か所にまとめたところを、片付ける必要が出てくるからです。

コツ・ポイント

掃除と片付けの違いについてご理解いただけたでしょうか?さらに、片付けも掃除も、住む人の精神状態に大きく関わってくることも見逃せません。スッキリ片付いていて、キレイに掃除された快適な部屋で過ごせば、おのずとモチベーションがアップし、明日への活力がみなぎってくることでしょう。

ライター:sion


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