臭いの原因は、雑菌。
毎日お風呂できれいに洗っていても、雑菌による臭いは防ぎきれません。
足は汗をかきやすいと耳にしたことがあると思います。足は汗腺が集中しているので多汗は事実ですが、実は汗自体は無臭なのです。
靴下や靴に付着した雑菌が、足で繫殖し臭いの原因となります。
雑菌が繁殖しやすい条件が、高温・多湿・エサ(人間の汗や皮脂)が豊富。
靴の中は全ての条件を満たす雑菌にとっての好環境ですよね。
通気性の悪い革靴、女性であれば冬場のブーツなど。蒸れやすい靴はもれなく雑菌が繫殖しやすい靴です。
靴専用の消臭スプレーも売られていますが、ご家庭にあるもので臭いをとることができます。
◆重曹
家中の掃除に使える重曹は、靴の臭い取りにも有効です。
重曹には消臭作用と吸湿作用があるので、すでに発生した臭いを除去し、雑菌が繫殖しにくい環境を作ってくれます。
使い方は簡単で、不要になった靴下やストッキングなど通気性の良い袋状のものに重曹を100gほど入れ、こぼれないように結び、履いた靴の中にいれます。
靴の消臭に使わない時は靴箱に入れておけば、靴箱や玄関の消臭効果も期待できます。
2~3カ月が取り換えの目安です。
◆10円玉
更に簡単なのが10円玉を使う方法です。履いた靴に10円玉を入れるだけ(片方に2枚が目安です)。10円玉から発生する銅イオンには殺菌効果があるので、雑菌の繁殖を抑えてくれます。たくさん入れれば入れるほど効果がアップします。銅イオンは永続的に発生しますが、10円玉に臭いが移るので、適宜取り換えが必要です。
靴の臭いを防止するためにはいくつかの方法があります。
●通気性のよい靴を選ぶ(素材、デザイン、サイズ感)
●靴をよく乾燥させる(2~3足を履き回し、陰干し)
●靴箱の換気(湿気がこもりやすいので、靴をすべて出して空気の入れ替えをする)
●靴下の除菌(除菌効果のある洗剤、重曹につけおき)
●足のケア(制汗グッズの使用、爪を短く切るなど)
靴の臭いが気になる方はできる限り実践してみましょう。
気になる靴の臭いの原因と取り方、防止方法をご紹介しました。靴の臭いを取ることは、靴を長持ちさせることにも繋がります。気になる靴の臭いを解消して快適な生活を送りましょう♪
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