洗濯物を干す時間帯のベストは、厳密には、季節をはじめその日の日差し、気温、湿度の状態によって変わってきますが、晴天で、午前9時~午後3時がベストな時間帯です。ちなみに冬場は、午前8時~午後2時半と若干前倒しの時間帯になります。
長く干せば干すほどよく乾くというわけではありませんし、早めに干せば、その分、早く乾くというわけでもありません。
日差しが強い、気温が高い、風が強いなどの条件がそろったときが、洗濯物は最もよく乾きます。冬よりも夏の方が乾きやすいのはこのためです。特に夏場は、3時間程度で乾いてしまうこともよくあります。
午後3時以降の時間帯は、日差しも弱くなり、湿度も上がってくるので、長く干せば干すほど、洗濯物が湿っぽくなりやすいです。
では、仕事や外出する予定があるなどなど。様々な事情により、ベストな時間帯に洗濯物を干せない場合、あるいは干せても取り込むのが大幅に遅くなってしまう場合は、いったいどうすればよいのでしょうか?
そのような場合は、洗濯物を取り込んだ後に、洗濯物の乾き具合をチェックし、まだ乾きが不十分である場合のみ、しっかりと乾かすようにすれば大丈夫です。
通常は、取り込んだ後、部屋に干しておけば、2~3時間あれば十分に乾きます。もっとスピーディかつしっかりと乾かしたい場合は、以下のような方法が効果的です。
1.扇風機を当てる
扇風機を当てて湿気を飛ばすことでよく乾きます。洗濯物の量がそれほど多くない場合は、ドライヤー当てて乾かすという方法も一案です。
2アイロンをかける
アイロンから出る高温の熱が、湿気を飛ばすことができます。シワも伸ばせますし、殺菌効果もあるので生乾きの臭いも防げますよ。ただし、素材によってはアイロンがけがNGの場合もあるので、その点は事前にご確認願います。
3.エアコンを活用する
エアコンのある部屋に取り込んだ洗濯物を干し、あとは冷房、暖房、除湿モードのいずれかを選択して稼働させれば、よりスピーディに乾かすことが可能です。浴室暖房乾燥機がある場合は、浴室に干して乾かすという方法も一案です。
無駄な労力を省くためには、やはり洗濯物はベストな時間帯に干しておくのが一番ですよね。ちなみに、お布団を干す時間帯は洗濯物を干す時間帯と若干異なります。夏は午前9時から11時、冬は正午前後がベストな時間帯です。ただ、前日が雨の日の場合は、晴天であっても布団干しには適さないのでご注意願います。
ライター:sion
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