ついつい便利だからと、汚れた洗濯物を、洗濯機の中に、ためこんでいませんか?元々、湿気がこもりやすい洗濯機の中は、もうそれだけでカビや雑菌が繁殖しやすい環境にあります。梅雨時となればなおさらのこと。そんな環境の中に、汚れた洗濯物をどんどん放り込むことは、カビや雑菌が爆発的に繁殖する、その手助けをしているのと同じです。
洗濯物は洗濯する直前に洗濯機に入れる、梅雨時は特にこのことを徹底しましょう。
洗濯するまでの洗濯物は、通気性のよいカゴなどに保管しておくようにしましょう。カゴに保管する時間も、短ければ短いほど雑菌の繁殖を抑えることが可能です。
なお、洗濯物は詰め込みすぎると、汚れ落ちが悪くなるので、適量(洗濯機の容量の7割程度)を厳守することもお忘れなく。また、洗剤は多めに入れてしまうと余った洗剤が、雑菌のエサになるため、規定量を守りましょう。
洗濯物がなかなか乾かないという梅雨時のお悩みは、干し方を工夫することで解決できる場合が多いです。洗濯物が乾きやすい干し方としては、広げて干す、洗濯物の間隔と間隔をあける、裏返しにして干す、長袖はさかさまにして干す、ズボンは筒状にして干すなどは、すべて効果的ですよ。
洗濯物を干す場所は、エアコンのある部屋、扇風機を使える部屋などが適しています。浴室乾燥機のある場合は、浴室もおすすめできます。
お酢に含まれる酢酸には、菌の繁殖を強力に抑える働きがあります。この働きを活用すれば、洗濯物の生乾きの嫌な臭いを防ぐことが可能です。
方法も、洗濯のすすぎの際に、お酢を入れるだけと至って簡単です。お酢の量は、水の量の10%程度が一応の目安です。柔軟剤としての役目も果たしてもらえるので、柔軟剤は不要です。
ヨーロッパでは、が高温(80℃以上)のお湯が使用できる洗濯機があるので、生乾きの嫌な臭いに悩まされるという経験そのものがないそうです。
残念ながら、日本の洗濯機は高温で洗濯できませんが、45℃以上のお湯でも、菌を減らすことができます。そのため、いったん洗濯物を50℃前後のお湯に浸して、ある程度菌を減らしてから、洗濯機にかけるという方法は、生乾きの嫌な臭いを抑えるのに、一定の効果が期待できますよ。
ただし、衣類によってはお湯で洗えないものもあるので、事前に洗濯表示をご確認願います。
いかがでしたか?梅雨時の洗濯ものお悩み解決策として、今回ご紹介した方法のほかにも、菌を増やさないことや菌を減らすことができる方法は、すべて解決策として有効です。今回ご紹介した解決策をアレンジして、独自の解決策もぜひ考案していただければと思います。
ライター:sion
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