コストコの「葛根湯エキス顆粒63包」をおすすめする3つの理由は「満量処方」「25g処方」「満量処方と25g処方の組み合わせ」の3つです。
全くわからないので、それぞれについて説明しますね。
コストコで売っている阪本漢法製薬の言っている満量処方とは、煎じ薬1日分から抽出した乾燥エキスを100%すべてを配合したよっていう意味です。
実は、葛根湯を製造してもいいよっていう厚生労働省の許可は、1日生薬量の半分でもOKをもらえるんですね。
なので、メーカーによっては1日量の75%しかはいっていないものや、それこそ半分しか入っていないものもあるんです。
目利きの人は、そのあたりの情報を知っていて、コストコの葛根湯を買っている人がいます。
同じ”葛根湯”という名前で販売しているものでも、生薬の配合量にも違いがあります。
日本薬局方(略して日局)という薬のバイブルみたいなものがあり、そこで5種類の葛根湯処方が認められています。
その中で生薬量が一番多いのが「25g処方」で、阪本漢法の葛根湯エキス顆粒は、最大量の葛根湯原料生薬25gから抽出したエキスを使用しています。
仮に、ほかのメーカーの葛根湯に「満量処方」と書かれていたとしても、先ほど説明した25g処方という「葛根湯の処方」が違っていれば、有効成分量が全然違ってきます。
コストコで売っている阪本漢法の葛根湯は、「満量処方」と「葛根湯の処方」がどちらも最大の量になっているので他の葛根湯とは段違いに違うんですね。
では、実際にコストコで売っている阪本漢法製薬の葛根湯を買ってきました!
商品のパッケージはこんな感じです!
さすがコストコの葛根湯。普通のドラッグストアなどで販売している葛根湯とはパッケージのサイズが全然違います。
もちろん、中に入っている量も63包も入っているので、これなら何度も風邪をひいても大丈夫そうですね(笑)
後から説明しますが、実は葛根湯は風邪だけでなくて、ほかの症状でも使えるスグレモノ!
そんな葛根湯をさっそく開けてみましょう!
箱の上部にミシン目があるので、そこを親指でグイっと押して簡単に開けることができますよ!
ふたを開けてみると、葛根湯の袋がギッシリと詰まっているのが見えてきました!
これはすごい!63包ってこんなにあるんですね。その中から1シートだけ取り出してみます。
こんな感じで3包を1セットにして入ってしました。大きな字で「葛根湯」って書いてあるので、ほかの薬と間違わずに済みそうです。
ちなみに裏側はこんな感じです。SAKAMOTO KAMPOWって書いてあって、この「KAMPOW」っていう書き方が独特だなって思っちゃいました(笑)
KANPOUとかKANPOじゃないんですね。
まあ、それはさておき、63包ってどれくらいなのか見るために、箱から葛根湯の袋を全部出してみました!
ん?たったこれだけ?って思ったかもしれませんが、これは重ねた状態です。
やっぱり63包って結構ありますよね。
では、葛根湯の顆粒ってどんな感じなのでしょうか?1包だけ失礼して、お皿に出してみましたよ。
なんだかいかにも漢方薬っていう感じの粉末になってました。
あっ、でもこれはなんだか効きそうな感じの香りがしますし、この顆粒っていうのが錠剤よりも溶けやすそうでいいですね。
しかも錠剤よりも喉を通りやすいので、とても飲みやすそうです。
コストコ男子は、今現在は風邪をひいていないのでここで飲むのはやめておきます。なかなか風邪をひかないタイプなんですよねー(笑)
実際に阪本漢法製薬の「葛根湯」を飲んだ人のSNSの口コミがあったので紹介しておきますね!
”いろいろな葛根湯がある中でイチオシの葛根湯です!\(^^)/”
”今までの葛根湯と違うものを買ってみた。ここのはまあまあ美味しいっていうか、味があまりしないから飲みやすい。”
”阪本漢法の葛根湯がエキスが濃いらしいです。薬剤師さんに言われるがままに飲んだら、夜中汗が出て、翌朝すっきりしました!”
”阪本漢方の葛根湯が一番合っている気がします。違う葛根湯を飲んだら胸やけしてしまいました。”
このような口コミがありました。
中には阪本漢法を買うために遠回りして外を歩いたら風邪が悪化してしまったといったユニークな口コミもありましたよ(笑)
では、葛根湯にはどんな効能があるのでしょうか?
「風邪のひき始めにいい」のは有名ですが、そのほかの効能もご紹介したいと思います。
葛根湯のパッケージに書かれている特徴を見てみると、以下のような症状を改善するための商品だと書かれています。
・感冒の初期(汗をかいていない人)
・鼻かぜ
・頭痛
・肩こり
感冒というのは、要するに風邪などで引き起こされる、くしゃみ・鼻水・発熱などの症状のことです。
ただし、葛根湯の場合は汗をかいていない初期症状の人が対象ですので、すでに汗をかくレベルですと飲んでもあまり意味がありません。
コストコ男子は、まだ症状が軽いから病院に行くまでもないっていう時に飲んでます。
葛根湯は、体の血行を良くする働きによって体温を上げて免疫力を高めるといった作用があり、それを風邪のひきはじめに利用している漢方薬です。
血行促進ということを利用すれば、風邪だけでなくて、血行不良によって引き起こされる肩こりや、筋肉痛、腰痛などにもアプローチできるということなんですね。
実際に、コストコで販売されている葛根湯のパッケージにも「肩こり・筋肉痛・手や肩の痛み」と大きく書かれていますよ!
血行不良などが原因でおこる症状には、葛根湯がアプローチしてくれることを覚えておくと、葛根湯を利用するシーンがいろいろとありそうです。
「葛根湯 インフルエンザ」でネットで検索してみると、千葉大学医学部付属病院の教授が葛根湯を早めに飲めば症状の悪化を防げるといった情報がありました。
また、インフルエンザウイルスに感染したマウスによる実験を行った結果、葛根湯による働きが確認されたという報告があったという情報もありましたので、初期症状であれば実感できる可能性が高いことが分かりました。
体調が悪くなりかけの段階であればいいかもしれませんが、素人では症状のレベルが分かりにくいので、葛根湯を飲んでも変化がなければすぐに病院に行ったほうがいいですよ。
コストコで販売されている葛根湯の値段はこちらです!(2018年6月現在)
阪本漢法製薬 葛根湯エキス顆粒 63包
価格:1,298円(税込み)
1包あたり20.6円
普通に購入しても1箱1,298円と値段が安いコストコの葛根湯ですが、時々コストコ会員限定のメルマガクーポンを見ていると、安くなることがあります。
今までの過去の例を見てみると、260円引きになることが多かったです。
いつ安くなるのかはわかりませんが、慌てて買う必要がないのであれば安くなった時に買うとお得ですよ!
コストコの葛根湯に含まれている成分はこちらの通りです
(※葛根湯のパッケージに記載されている成分より)
【葛根湯の成分・分量】
成人1日量3包(1包3.0g)中
日局 葛根湯エキス4.34g
日局 カッコン8.0g
日局 マオウ 4.0g
日局 タイソウ4.0g
日局 ケイヒ 3.0g
日局 シャクヤク 3.0g
日局 カンゾウ 2.0g
日局 ショウキョウ 1.0g
より製した乾燥エキス
添加物:乳糖水和物、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム
薬といえば、普通は食後に飲むのが当たり前になっていますが、葛根湯は空腹時に飲んだほうが良いとされています。
実際に、コストコで販売されている葛根湯の説明書きを見ても・・・
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【用法・用量】
1日3回 食前または食間に服用してください。
※食間とは食後2~3時間を指します
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と書かれています。食間も食間も結局「空腹時」っていうことですよね!
ですので、葛根湯の飲み方には注意してください。
念のために、1回で飲む量についても書いておきますので、こちらを参考に飲んでください。
(※葛根湯のパッケージに記載されている内容)
成人(15歳以上)・・・1包
7歳以上15歳未満・・・2/3包
4歳以上7歳未満・・・1/2包
2歳以上4歳未満・・・1/3包
2歳未満・・・1/4包
将来、万が一パッケージが変更になる可能性がありますので、飲む前に必ず用法・用量をチェックするようにしてくださいね!
葛根湯は副作用が出る可能性がある第2類医薬品として登録されています。
医薬品は大きく分けて第1類~3類に分かれていまして、葛根湯の第2類医薬品は販売するときの患者への情報提供は努力義務とされていて、薬剤師だけでなく登録販売者でもOKとされている、少しだけゆるめの医薬品に該当します。
とはいえ、万が一副作用が発生した場合には注意する必要があります。
葛根湯を飲んでみて、次のような症状が出た場合には副作用の可能性があるので、すぐに飲むのをやめて葛根湯を持って病院に行って下さいね。
※葛根湯のパッケージに記載されている部分をわかりやすく説明しておきます。
【副作用の可能性がある症状】
1.皮膚の異常
かゆみ、発疹、発赤などの症状
2.消化器の異常
吐き気、食欲不振、胃部不快感などの症状
また、まれに以下のような症状があった場合にも副作用の場合がありますので、すぐに病院に行って下さい。
【まれに発生する重篤な症状】
1.偽アルドステロン症、ミオパチー
手足のしびれ、だるさ、こわばりやつっぱり感、さらに脱力感や筋肉痛などがあらわれて、だんだんと強くなる
2.肝機能障害
かゆみ、発疹、発熱、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる症状のこと)、褐色尿、食欲不振や全身のだるさがあらわれる
ということで、コストコで売っている阪本漢法の葛根湯について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
葛根湯というのは登録商標ではないので、いろいろなメーカーから「葛根湯」という名前で販売されていますが、中身をよく知っている人からすると全然違うんですね。
やっぱり目利きの人が選んでいる葛根湯は全然違います。
満量処方と25g処方の両方を満たしている葛根湯と、そうではない葛根湯。あなたならどちらを選びますか?
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