理由その1 カビやホコリなどによる汚れが発生している
例えば、冬場に使用したエアコンをそのまま夏まで稼働せずに放置している場合、およそ半年近くの時間が経過しています。
その間に、エアコン内部のフィン(熱交換器)にカビが繁殖し、エアコン外部のフィルターがホコリにまみれてしまっている怖れがあります。
そのため、夏になったからといきなりエアコンを稼働させると、部屋中にカビやホコリを撒き散らしてしまうことになります。その結果、エアコンをつけた途端に何か変なニオイがする、やたらせき込むようになる、などの異変が生じます。
我慢して、そのまま掃除せずにエアコンを稼働させ続けると、最悪の場合、呼吸器系の疾患を招く怖れも出てきます。
理由その2 電気代がかさむ
エアコン内外に汚れがたまっていると、それが原因で、エアコンの機能が低下し、冷えにくくなったり、温まりにくくなったりします。設定温度を本来よりも低くしたり、高くしたりしてしまうことでより多くの電力を消費し、結果的に電気代がかさむことになり、極めて不経済な状況に陥ってしまいます。
エアコンを使用前にきちんと掃除しておきさえすれば、本来不要な健康被害や出費を防ぐことがでるのです。
お掃除を始める前に、必ず.エアコンの電源をオフにし、プラグをコンセントから抜いておきましょう。
1.フィルターの掃除
フィルターを外して、掃除機でほこりを吸い取ります。その後、水洗いをしてよく乾かしておきます。
2.エアコンの内部の掃除
エアコン内部にあるフィンも掃除して、隙間などにたまっているカビやほこりを取り除きます。フィンを掃除するためには、市販のエアコンクリーナーを使用します。エアコンクリーナーは、スプレー式で、細かな隙間も容易にお掃除でき、除菌消臭効果も望めます。
エアコンクリーナーの使用方法は、各メーカーによって若干異なりますが、通常はフィンの部分にスプレーしてそのまま10分程度放置するだけと、いたって簡単です。詳細については各取扱い説明書をご確認願います。
いずれの場合も、スプレーの際には、間違って電気系統にかからないように細心の注意が必要です。
長らく放置したエアコンの使う前に掃除がいかに必要かについてご理解いただけたでしょうか?これまで一度もエアコンを掃除したことがない場合や、数年感掃除を怠っているという場合は、通常のお掃除方法では、汚れを取り除けなく心配があります。その場合は、ハウスクリーニング業者に依頼するという方法を検討されてみるのも一案です。
ライター:sion
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