
近年、食用としてマグロは世界中に愛され、
天然ものが日本に入って来る数が少なくなってきました。
今から20年前ほど、アメリカのニューヨークに住んでいた頃、
ロングアイランドのモントークと言う小さな漁港の町で
イエローフィンの鮪を漁師が釣ってきて、その場で捌いて見物人にただで食べさせてくれるので、当時は人気のスポットでした。
漁師がマグロの切れ端のようなお刺身を、
山葵と醤油を割り箸を使って、
『トロ、トロ、旨いところだよ。食べてごらん』と差し出すと、
旅行者は『う~ん、これは美味しい!最高!!』と大絶賛!
顔をほころばせながら、脂ののったトロの部分を頬張っていたのを思い出します。
美味しいものは国境がないと改めて実感。
しかし、心の中で思ったことは
『この捌き方、凄くザツ。中骨に殆ど身が付いてる!!!』
それを見た夫も同じ様に感じたのか、早速、
『この中骨と頭、家に持ってって良い?』
『いいよー、猫の餌に良いから持って行きなー』って。。
え~?猫の餌ですか~?
うふふ~
中落ちが美味しいってこと、まだ、米国人は知らないのねー
頭だって、オーブンで焼けばカツラ焼きにもなるしねー♪
やったねーと夫と喜んで、黒いゴミ袋を漁師にもらい、
カツラ付き中落ちを入れて、重たかったけれど持って帰りました。
調度、友人夫婦も遊びに来てたので
中落ち料理のご馳走でお持て成しをしました。。。
そう、拾ってきた?もらってきた捨てる部分で。
それはそれは、天然ものでしたので、美味しいやら、ホッぺが落ちるやら?
カツラ焼きも迫力があって
『これ、日本では出来ない料理だね』
と言いながら友人家族と楽しく過ごした光景を今でも忘れることが出来ません。
そういえば、あのモントークで食べた最高のマグロ、ここ数年間、
出会ったことがありません。
お寿司屋さんで握ってもらうぐらいかな。
しかし、近年、海で養殖が盛んとなり、
比較的、手ごろなお値段で脂ののった美味しいマグロが手に入るようになりました。
栄養価も高く、脂ののり具合も良いのに、お値段も手ごろ。
粗びき入りのマグロのたたきはよく購入します。
老若男女、関わらず、誰でも美味しく馴染みのある食べ方で、
ハンバーグを作ってみることにしました♡
このハンバーグのアイディアは、4年前に友人と行った、
下町にある小さな居酒屋で鮪のメンチカツを頂いたとき、
凄く美味しくて衝撃だったのです。
それをヒントにハンバーグにしてみようと
思いついたのがこちらのレシピです。
①☆印の材料を粘りが出るまでよく混ぜ合わせる。
②半分に分けて、お弁当の分は3つに分け、もう一つは大きいハンバーグの形を作る。
③温めておいたフライパンにサラダ油大さじ1を回し入れて、弱火で②のハンバーグを焼く。
ハンバーグの周りがきつね色になったらひっくり返し2分ほど焼く。
バッドに取り出す。
④@印の調味料を入れて③の焼いたハンバーグを絡めれば完成。
⑤冷めたらお弁当に盛り付ける。
ワンプレートで、ハンバーグで残った卵を焼いてのせてもっと更に美味しく出来ます。
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