お風呂のおもちゃは、使用後は、水気をよく切っておきましょう。濡れた状態でそのまま放置しておくと、カビや雑菌が繁殖しやすいため、衛生上、好ましくありません。
複数のおもちゃをカゴにまとめて入れる場合も、その前に、それぞれのおもちゃの水気をよく切る、あるいは、乾いた布で水気をよく拭き取っておきましょう。
おもちゃを入れたカゴは、床にじかに置かずに、吊るすことが望ましいです。吊るす方法は、S字フックを使ってタオルかけに吊るす、突っ張り棒をつけて、そこにS字フックをかけて吊るす、壁に吸盤フックをつける、などの方法からご自宅のお風呂場の環境に合わせて適切な方法をお選びください。
お風呂のおもちゃを収納するカゴとしては、ステンレス製のワイヤーバスケットが、吊るしやすくカビがつきにくいので、特におすすめできます。プラスチック製の取っ手付きのカゴでも、もちろんOKです。
洗濯ネットに収納して吊るすという方法もあります。洗濯ネットは、100均ショップなどでも入手可能なので、コストを抑えることができますよ。
お風呂のおもちゃを、カゴやネットなどに入れて吊るした後は、窓やドアを開けて風通しをよくして乾燥させましょう。浴室乾燥機がある場合は、数分間使用するという方法もあります。
また、いっそお風呂場から出して、ベランダなど風通しの良い場所に保管しておくという方法も一案です。
お風呂のおもちゃは、衛生面を最大限に考慮して収納しても、残念ながらそれで完璧というわけでは、もちろんありません。お風呂のおもちゃを常に清潔な状態に保つためには、日々のお手入れが必要です。日々のお手入れ方法は、ただ、おもちゃの水気を拭き取るだけと、いたって簡単です。
例えば、お風呂場に、おもちゃ専用の乾いたタオルを用意しておいて、おもちゃを仕舞う前にお子さんに拭いてもらう。という方法などはいかがでしょう。
定期的なお手入れとしては、お酢を10倍に薄めた水におもちゃをつけ置きする。という方法をお試しください。水から出した後は、スポンジなどで汚れを落とし、あとは十分すすいで乾かせば完了です。カビやぬめりを取り除く効果が期待できます。お酢は殺菌効果もあり、食品なので安心です。
お酢の代わりに重曹を使う方法もあります。お湯(ぬるま湯)をはった洗面器に、大さじ3杯程度の重曹の粉末を溶かし、そこにおもちゃをつけおきします。つけ置きする時間は長ければ長いほど効果がアップします。
今回ご紹介した、お風呂のおもちゃの収納方法やお手入れ方法は、どれも簡単に試せるのものばかりです。バスタイムには、いつもお子さんに清潔なおもちゃで遊んでもらえるように、ぜひ一度実践していただければ幸いです。
ライター:sion
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