浴槽のエプロンといわれても、ピンと来ない方は、少なからずもいらっしゃるかもしれません。浴槽のエプロンとは、浴槽の側面(洗い場側)を覆っているカバーのことです。
この浴槽のエプロンの内側は、お湯や石鹸カス、シャンプーなどの飛び散りが入り込むことで、汚れが蓄積するため、定期的なお掃除が理想です。また、それらの汚れを栄養源として、カビが繁殖することも珍しくありません。しかも浴槽のエプロン内は、普段お掃除する箇所ではないため、カビにとっては格好の棲みかになってしまうのです。
もし、浴槽のエプロン内がカビの棲みかになってしまっている場合は、たとえどんなに浴室のカビ退治を徹底しても、カビを根絶することができません。
カビを根絶するためには、浴槽のエプロン内をお掃除して、エプロン内にはびこる一掃させる必要が出てきます。
浴槽のエプロンの外側の部分は、基本的に、浴室用の中性中性洗剤で、浴槽を洗う要領で洗えます。エプロンの外側は、普段から、浴槽を洗うついでに、お掃除されている場合も多いでしょう。
浴槽のエプロン内部は、エプロンを外す必要があります。多くの場合、エプロンは、下の部分についている取っ手の部分を持って、手前に引きながら持ち上げると、簡単に外せる仕組みになっています。(簡単に外れない場合は、無理に外そうとせず、業者に問い合わせるか、取扱い説明書をご確認願います。)
1.熱めのシャワーをかけて汚れを流す
50℃以上の熱めのシャワーをかけ、ざっと全体の汚れを洗い落とします。カビを死滅させる効果も望めます。
2.シャワーで落しきれなかった汚れを落とす
シャワーで落としきれなかった汚れ(主に黒カビ)は、市販のカビ取り剤を使用して落とします。汚れの部分に、カビ取り剤をかけ、しばらく放置したのち、洗い流すという方法が一般的です。(塩素系のカビ取り剤を使用する場合は、取扱いに細心の注意が必要になるため、必ず取扱い説明書をご確認願います。)
あとは、よく乾かした後、エプロンを元通りに取り付ければ完了です。
もし、これまで一度も浴槽のエプロンを掃除したことがないという場合、エプロン内が、もはや手をつけられない状態に陥ってしまっている心配もあります。その場合は、プロのお掃除を依頼してみるのも一案です。エプロン内だけでなく、浴室全体をピカピカにしてもらえますよ。
ライター:sion
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