なぜ、衣類の色物を分けるのでしょうか。それは2つのメリットがあるからです。
1.他の衣類への色移りを防ぐ
2.白い衣類のくすみや黄ばみを防ぐ
異なる色物を一緒に洗濯するとどちらかの色が付くことがあります。真っ白な衣類の場合は特に色移りをしたというケースが多いです。また、色移りはせずとも黄ばみやくすみの原因になってしまっていることも。色物を分けて洗濯することは、衣類を美しく保つために必要な工程なのです。
衣類を分ける時は色移りをするのか確認しましょう。そのチェック方法をご紹介します。
■色落ちのチェック方法
1.白いタオル(布でも可)に液体洗剤を染み込ませる
2.染み込ませたタオルで色物の衣類にタオルでトントンと叩く
3.タオルに色が付いたか確認する
タオルに色が付いていたら色落ちする可能性があります。色落ちしそうな衣類を色ごと(赤系や青系など)に分けて洗濯しましょう。
色落ちをしなくても、泥で汚れていたりソースやケチャップが付いているものを一緒に洗濯してしまうと、白物がくすんだり逆に汚れが付いてしまいます。ですから、汚れた衣類はまずきれいにしてから他の衣類と洗濯をすることが重要なポイント。きれいにする方法は2つあります。
■汚れた衣類をきれいにする方法
1.手洗いor浸け置き洗い
洗濯物の量が少ないときは、手洗いか洗面器に入れた洗剤液に衣類を浸けて汚れを落とします。
2.二度洗い
洗濯機で汚れている衣類だけを洗い脱水してから他の衣類と合わせて洗濯をします。
■衣類によって洗濯機のコースを変える
衣類によって洗濯機のコースを変えると、色移りを防ぐことが期待できます。
1.標準コース
適した衣類:タオルやインナー、普段着
2.ドライコース(普通)
適した衣類:ワイシャツや型崩れしやすいもの
3.ドライコース(弱)
適した衣類:お気に入りの一着や装飾がついているもの
洗濯機によってコースが変わるので、あくまで目安と考えてくださいね。
■白物は粉末洗剤を使う
市販の洗剤は液体と粉末があります。白物の衣類には洗浄力がより高い粉末をオススメします。
衣類の色移りを防ぐために、まずは色落ちするかチェックをしてから色物を分けましょう。また、洗濯コースを衣類によって変えたり、粉末洗剤を使うことが大切です。さらに汚れが付着している衣類は、軽く汚れを洗い落としてから他の衣類と一緒に洗濯をしてくださいね。
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