通常の本棚は、奥行きがあるために、文庫本を2列に並べて収納することになります。そうなると奥に並んだ文庫本が非常に取りづらく、使い勝手はあまりよくありません。次第に、奥の列の文庫本はほとんど読まれなくなり、次第にその存在も忘れられていきます。
奥にある文庫本を取り出しやすくするためには、ティッシュケースの空き箱を活用するという方法がオススメです。ティッシュケースは、文庫本がちょうどぴったりと収まるサイズなので、空箱は捨てずにとっておくと便利ですよ。
ティッシュケースの取り出し口の部分を四隅に向かって切り込みを入れてから、内側に折り畳んだ部分をテープで止めれば出来上がりです。そこに文庫本を立てて収納していきます。あとは、本棚の手前と奥に空き箱ごと収めればOKです。本棚の幅によって、横に並べられる箱の数は、異なりますが、余ったスペースには通常の本を並べることができますよ。
それぞれの箱に入れる文庫本は、同じ作家やシリーズ、ジャンルなどで統一させておくと、さらに使い勝手がよくなります。
本棚に入りきらない文庫本は、段ボール箱で即席の本棚を作ってそこに収納しましょう。本棚を作るためには、文庫本のA6サイズに合った段ボール箱を選ぶのがポイントです。
作り方は、段ボールのフタを切り落とすだけといたってシンプルです。あとは、切り口の部分にマスキングテープを貼ったり、全体を包装紙や布でくるんだりなど、オシャレな見た目にアレンジするのも楽しいですね。
出来上がった本棚を積み重ねることでさらに収納量を増やすことができます。こちらもダンボール箱ごと本棚に収納することもできますし、ベッドの下など空きスペースに収納しても便利です。
収納アイデアを試す暇もないほど忙しくて、とにかく手早く片付けたい!という場合にオススメです。 文庫本専用収納ケースは、その名のごとく、あらかじめ文庫本の収納を想定して作られているケースです。
横幅、高さともに、文庫本がピッタリ収まるサイズになっています。そのため、無駄なスペースが出ない、外から中身が確認できるようになっている、持ち運びしやすいように工夫されている、仕切り版がついている、積み重ねられるようになっている、などなど。やはり文庫本専用だけあって、文庫本を収納するのに便利な工夫がいろいろとされている点が魅力です。
家の中のあるもので、簡単に試せる文庫本の収納アイデアをご紹介しました。もちろん、収納する文庫本の数そのものを減らせば、作業がうんと楽になりますよ。これを機に、不要な文庫本の処分を検討されてはいかがでしょう。
ライター:sion
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