収納ケース選びの前に、手持ちの衣類を整理をする必要があります。衣替えを機に、衣類の断捨離を行い、来シーズンに必要な衣類のみを残すようにしましょう。
サイズが合わなくなった、明らかに流行遅れ、シーズン中一度も出番がなかった、などの衣類は思い切って処分しましょう。来シーズン必要な衣類でも、クローゼットなどに吊るせるものなど、わざわざ収納ケースに仕舞う必要がないタイプの衣類も別に分けておくとスムーズです。
当然ですが、衣類を減らせば、その分、衣替えを楽に済ませることができます。また、先に衣類を整理しておけば、収納する衣類の量に合わせて収納ケースを用意できるので、無駄にケースを余らせることもなく経済的です。
収納ケースには、様々なタイプがあります。それぞれのタイプの使い勝手のよしあしは置き場所で大きく変わります。衣替えを楽に済ませるためには、置き場所に合わせて最適なタイプの収納ケースを選ぶことがポイントになります。
例えば、クローゼットの下部や押入れの下段に最適な収納ケースは、引き出しとキャスター付きのタイプ、クローゼットの上部や押入れの天袋は、ファスナーで開け閉めできる布製のボックスタイプが適しています。
ちなみに、普段よく着る衣類は、シーズン中の衣類とシーズンオフの衣類を、同一の引き出しタイプの収納ケースに収納すれば、衣替えの際に引き出しを交換するだけでOKということになり、楽に衣替えができますよ。
また部屋の片隅など置き場所が目にふれる場所にある場合は、見た目がオシャレなストレージボックスが適しています。
確かに、奥行と高さがあればあるほど、より多くの衣類を収納できますが、出し入れに手間取ることになりやすいため、逆に使い勝手が悪くなります。
一般的に23cm前後の高さの収納ケースは、使い勝手がよく、また汎用性もあるため、よくわからない場合はこの高さを選ぶようにすれば、大きな失敗はなさそうです。
奥行については、衣類の厚みによって最適な深さが変わってくるため、手持ちのお衣類の厚みに合わせて選ぶことがポイントになります。例えば、薄手のTシャツをはじめ夏物は厚みがないため、奥行きが深いと、奥のものが埋もれやすく探しづらくなるため、なるべく浅いものが適しています。逆に冬物は厚みがあるため、奥行きが浅いと収納しきれない場合が多くなります。
衣替えは、不要な衣類を処分する絶好の機会でもあります。これを機に、ぜひ、お手持ちの衣類の見直し作業も行いましょう。なお、収納ケースに収納する衣類の量は、ギュウギュウに詰め込まずに、8割程度に抑えることが理想です。
ライター:sion
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