1.洗濯槽の汚れを落とすのが得意
洗濯槽に残る汚れの大半は、黒カビや皮脂などの酸性の汚れになります。弱アルカリ性である重曹は、酸性の汚れを落すのが大得意なのです。洗濯槽にこびりついた汚れをいとも簡単にはがれ落すことができます。
2.人体に安全
重曹は、料理にも使用されるほど、人体に安全な天然素材です。万が一、衣類に付着してしまったとしても、全く問題がなく、安心して使用できます。
3.低コスト
重曹は、100均などでも入手できます。専用の洗濯槽クリーナーよりも安価で入手しやすいです。すでに他の用途でストックしている場合も多いため、コストを抑えられるだけでなく、買う手間も省けます。
4.環境に優しい
天然の素材なので、洗濯機の掃除の際に排水しても、化学合成洗剤のように環境汚染の心配がありません。
1.洗濯槽の最大水位まで注水します。
できれば40℃程度のお湯が理想です。お風呂の残り湯でもOKです。
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2.重曹をおよそ1カップ(200CC)投入します。
投入後に洗濯機を数分回すか、あるいはスポンジで洗濯槽をざっと擦り洗いします。
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3.数時間放置
放置する時間は長ければ長いほど汚れがはがれやすいです。
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4.浮いてきた汚れを取り除いた後排水する
剥がれ落ちて浮いてきた汚れを、ゴミとりネットなどで、キレイに掬い取りましょう。そのまま排水してしまうと、排水管が詰まる怖れがあるため、このプロセスは非常に重要です。
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5、数回すすぎ洗いをくりかえす
排水後、注水し数回すすぎ洗いをくりかえします。浮いてきた汚れは同様に取り除きましょう。
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6.フタを開けたままよく乾燥させます
以上で重曹を使った洗濯機のお掃除は完了です。
洗濯槽をさらにピカピカにしたい場合は、クエン酸(1カップ~半カップ)を使って、重曹を使用したときと同様の手順でお掃除を行ってみましょう。クエン酸は、弱アルカリ性の汚れである水垢や石鹸カスの汚れを取り除くのに効果的です。
ドラム式の洗濯機のお掃除には、重曹やクエン酸の使用は基本的にNGです。構造上、放置後に浮いてきた汚れを取り除けないためです。ドラム式洗濯機のお掃除は、専用のクリーナーを使用し、取扱い説明書に従いましょう。
重曹で掃除が簡単にはいかがでしたか? 普段のお洗濯の後に、重曹を振りかけておくだけで、黒カビの繁殖を予防することができ、結果的に、洗濯機のお掃除の頻度を大幅に下げることができますよ。ぜひ一度お試しになってみていただければと思います。
ライター:sion
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