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汚れを知れば百戦危うからず?お風呂の床掃除の極意とは

汚れを知れば百戦危うからず?お風呂の床掃除の極意とは
投稿日: 2018年2月1日 更新日: 2018年10月12日
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『助家事さん』は株式会社タスカジ( https://taskaji.jp/)が運営する...
お風呂場の床には、様々な汚れが混ざり合っています。そのため、お風呂場の床は、お掃除が大変で、きれいにするためには、ちょっとしたコツが必要になります。そこで今回は、お風呂場の床掃除の極意をご紹介します。

極意その1:汚れに合わせて臨機応変に洗剤を使用

通常は、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤を使用すると効率よく汚れを落とすことができます。

例えば、水垢は、アルカリ性の汚れなので、酸性の洗剤を使うとよく落ちます。身体から出た皮脂や石鹸カス、シャンプー剤の汚れは、酸性なのでアルカリ性の洗剤を使うとよく落ちます。 しかし、お風呂場の床は、アルカリ性と酸性の両方の汚れが混じり合っているケースが多く、実際問題、汚れに合わせた洗剤の使い分けは、さほど意味がないといえそうです。

そのため、よほどガンコな汚れでない限りは、中性洗剤を使用してよくこすれば大方の汚れは落とすことが可能です。あるいは、重曹+クエン酸を混ぜたものでも、同様の効果が望めます。

もちろん、明らかに水垢であるとわかる場合は、酸性の洗剤(クエン酸やお酢でも可能)を使用すると効率的ですし、同じく、明らかに皮脂や石鹸カス、シャンプー剤の汚れだとわかる場合は、アルカリ性の洗剤(重曹でも可)で落とすことができます。

極意その2:手順を頭に入れておく

以下のような手順通りに進めることで、効率よく作業を進めることができます。なお、お風呂場の掃除の中で、床は最後に掃除する箇所になります。浴槽、壁などの掃除は先に終わらせておきましょう。、

1.床の上にあるものを撤去する



2.床にお湯をかけて表面についた汚れを洗い流す



3.床にブラシをかけて汚れを落とす

以上のプロセスですべての汚れを落とせた場合は、手順6に進みます。



4.洗剤を使用し、3で落せなかった汚れを落とす



5.お湯をかけて洗剤分を洗い流すぐ



6.水気を拭き取り徹底的に乾かす


後は撤去したものを元に戻せばお掃除は完了

極意その3:カビの落とし方を心得る

お風呂の床のカビは、赤カビと黒カビに大別できます。どちらも、酵母菌の一種で、皮脂や毛髪、石鹸カスなどを栄養源として繁殖します。これらの汚れは基本的に酸性なので、アルカリ性の洗剤を使用すれば落ちやすいです。ただしカビは、生き物であるため、死滅させてから汚れを落とすことがポイントになります。

カビは、50℃以上のお湯をかけると死滅します。よほどガンコな汚れでない場合は、お湯をかけてブラシなどでこすれば、比較的容易に落とすことが可能です。

この方法で落ちなかったカビは、市販のカビ取り剤を使用してみましょう。ただし、塩素系の市販のカビ取り剤は、酸性の洗剤と混ぜると有毒ガスを発生させるため、取扱いにはくれぐれも注意が必要です。

重曹+酸素系の粉末の漂白剤をまぜてペースト状にしたものをカビに塗って、しばらく放置した後、お湯で洗い流す方法も効果的です。

コツ・ポイント

仕舞い湯に入る際には、お風呂場から出る前に、熱いシャワーをかけて床の汚れを一通り流してから、冷水をかけて、さっと水気をとりのぞいておくようにしましょう。このひと手間で、しつこい汚れやカビを予防でき、お掃除が楽になりますよ。

ライター:sion


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