家庭用冷凍庫は、ニーズに応じてコンパクトなものから、大容量のもの、各メーカーから豊富なラインアップで各種取り揃えられています。
冷凍庫にストックする量に合わせて最適な容量の冷凍庫を選ぶようにしましょう。冷蔵庫の冷凍スペースだけでは収まり切れないものの、それほど大量にストックする必要がない場合は、容量の小さなタイプの中から、とにかく可能な限り大量にストックしておきたい場合は、容量の大きいタイプの中から、検討を進めてみましょう。
ちなみに、冷凍庫の場合は、隙間なく食品を詰め込んだ方が、食品同士が互いに冷やし合えるため冷却効率がよくなります。冷凍庫の容量は、ギュウギュウに詰めた量を目安として選ぶようにしましょう。
家庭用冷凍庫の形状は、ドア式と引き出し式、チェスト式の3タイプに分けることができます。
例えば、ドア式と引き出し式は、天板の上に、トースターや電子レンジなどが設置可能です。しかし、ドアの開閉や引き出しを出し入れするスペースが必要になります。チェスト式は、上から出し入れするため、そのようなスペースが必要ありませんが、上に何も置けません
設置場所のスペースに合わせて最適と思えるタイプを選ぶようにしましょう。
冷凍庫には放熱スペース(背面と天面上が約10cm程度、側面が約2~5cm)が必要になるため、このスペースのことも念頭に入れておきましょう。
家庭用の冷却方式は、直冷式とファン式に大別できます。消費電力は、ファン式の方が直冷式よりも大きくなります。またファン式は直冷式よりも容量が大きく本体価格も高めになっています。
直冷式は、定期的に霜をとる必要があります。霜をとらないでいると、冷却効率が下がるため、その分消費電力が大きくなります。
ファン式は、定期的に温度を上げて霜をとるため、霜をとる手間が省けるというメリットがあります。
出し入れがしやすい、お目当てのすぐに取り出せる、この2点をクリアできる冷凍庫を選ぶようにしましょう。出し入れのしやすさについては、設置場所との相性も頭に入れておくこともお忘れなく。
そのほかにも、ご家庭のニーズによりますが、冷却温度を変えれば、冷蔵庫としても使用できるタイプも、使い勝手がよいといえそうです。
例えば、急速冷凍できる機能がついているものは、鮮度を保てるため、特に生鮮食品を冷凍する機会が多いご家庭におすすめです。
家庭用の冷凍庫の導入を検討する際には、まずは、本当に必要かどうかの見極めも大切になってきます。例えば、食べ盛りのお子さんの多いご家庭や、まとめ買いをする必要のあるご家庭、仕事が忙しく毎日買い物ができないご家庭などは、導入を検討する価値は十分にあるといえそうです。
ライター:sion
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