乾燥機付き洗濯機は、ドラム式と縦型式に大別できます。さらに乾燥方式によって、それぞれ、ヒーター式と、ヒートポンプ式に分けられています。ヒーター式に比べ、省エネ効果が高く、衣類も傷みにくいために、現在では、ドラム式も縦型式もヒートポンプ式が主流になっているようです。
すべての乾燥機付き洗濯機に共通したメリットです。
1.お天気に左右されずにいつでも洗濯できる
特に小さなお子さんのいるご家庭、大人数で洗濯物の量が多いご家庭にとっては、このメリットは大きいです。悪天候によって、洗濯物を外に干せない場合でも、乾燥機能があれば、洗濯物を溜め込むことなく洗濯ができます。 もちろん、悪天候の問題は、部屋干しでも解決できますが、洗濯物の量が多いと、干す場所をとられ部屋中が洗濯物だらけになるなど、何かと不都合が生じます。特に、梅雨時の部屋干しは、カビや雑菌が繁殖しやすいため衛生面も心配です、
2.時短になる
洗濯の一連の作業の中で最も時間がとられるのが、洗濯物を干すという作業です。乾燥機付き洗濯機があれば、この干すという作業を省くことができます。特に仕事や子育てに家事にと何かと多忙な方々にとっては、余った時間を、自由に使うことができる点は大きな魅力になりそうです。乾燥機付き洗濯機は、操作が簡単で、基本的にボタン一つで、洗濯から乾燥までの一連の工程が完了します。終了後は、洗濯機から出して、そのまま着ることもでき、仕舞う手間を省けるため、そのこともまた時短につながります。
1.コストがかかる
本体の価格が、通常の洗濯機に比べると高いため、通常の洗濯機を購入する場合よりも初期費用がかかります。乾燥機付き洗濯機の中でも、ドラム式は、縦型式よりもさらに本体価格が高くなっています。 また、ヒーター乾燥方式のものは、ヒートポンプ式よりも電気代がかかる点もデメリットとして見逃せません。
2.機種によっては衣類がシワになりやすい
機種によりますが、乾燥機能を使うと、衣類がシワになりやすいようです。特に、縦型でヒーター乾燥方式の場合、衣類がシワになったり縮んだりするリスクが大きくなるようです。
3.メンテナンスが面倒
フィルターの目づまりをこまめに取り除く必要があり、通常の洗濯機に比べるとメンテナンスが面倒です。特にドラム式は、ホコリなどがたまりやすくこまめな手入れが必要になります。
いかがでしたか?時短を最優先させたいのであれば、乾燥機つき洗濯機のメリットは大きくなるといえそうです。ただ、仕上がりや洗浄力を優先させたい場合、コストを抑えたい場合などは、逆にデメリットが気になるところです。いずれにせよ、妥協せずに納得のいくまで、細かく検討することが大切といえるでしょう。
ライター:sion
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