窓ガラスの汚れは、内側と外側では、大きく違っています。外側の主な汚れは、土や砂埃、花粉、自動車の排気ガスなどです。近くに自動車が通っていなくても、土や砂がなくても、風に運ばれて遠くから飛んできて、窓ガラスに付着します。また、網戸がある場合は、網戸の汚れも窓ガラスに付着しやすいです。
内側の主な汚れは、手垢、ほこり、台所の油、タバコのヤニ(喫煙者が入る場合)などです。掃除機をかける際に、撒き散らしたホコリが、窓ガラスに付着することはよくあるようです。
まず最初に窓についたホコリを洗車ブラシを使って落としておきます。いきなり窓ガラスの掃除にかからずに、この一手間を加えるだけで、断然仕上がりがよくなります。通常のブラシでもOKですが、洗車ブラシのほうが、面積が大きい分、広範囲をカバーできるのでほこりを取るのに便利なのです。洗車ブラシは、100均などでも入手可能です。
特に、汚れのメインがホコリの場合は、ほこりを取り除くだけで、窓ガラスがかなりキレイになりますよ。
ホコリがとれたら、その後は、窓ガラスの汚れ具合に応じて道具を使い分けるようにしましょう。
1.新聞紙
目立ってヒドイ汚れがない場合は、新聞紙と水だけで、外側も内側も、十分にキレイにすることが可能です。新聞紙を水で濡らして、それで窓を拭いていきます。乾ききらないうちに、乾いた新聞紙で乾拭きすれば、完了です。新聞紙の印字に使用されているインクが洗剤代わりとなり、手垢や油の汚れを分解して取り除いてくれます。さらに、インクは、くもり止めや光沢出し、汚れ防止などの効果も。ちなみに鏡の掃除にも応用可能です。
2.スクイジー(ガラス用水切りワイパー) +炭酸水
乾拭き不要で短時間でキレイにすることができます。炭酸水(無糖)をスプレーした後、スクイジーをかけます。炭酸水は、(重曹+クエン酸)でも代用可能ですが、市販の炭酸水(飲み残しでもOK)を使用すると便利です。 ただ、スクイジーのかけ方にちょっとしたテクニックが必要です。上から下に滑らせる「縦切り」と水平に滑らせる「横切り」の2通りの方法があります。「縦切り」は、左に、「横切り」は、右に少し傾けるのがポイントです。どちらの場合も、あまり力を入れずに一気にかけるようにしましょう。力よりもスピード重視です。
いかがでしたか、ガラス用洗剤と雑巾という従来の方法で掃除する場合は、洗剤分を十分に拭き取った後、窓ガラスが乾ききる前に繊維の細かいマイクロファイバーでの乾拭きがおすすめです。
ライター:sion
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