昔履いていたデニムや、お子さんが成長して履けなくなったデニムって意外とありますよね。裾上げして切り取った端切れも何かに使えるかもと大切にしまい込んでいませんか?
いらなくなったデニムは、使いやすい大きさに切ってウエス(使い捨ての布の切れ端ぞうきん)として使うのがおすすめです。他のいらない服もついでにウエスにしてティッシュやキッチンペーパーをよく使う場所に置きましょう。水に強く、拭いている最中に破れることもないので汚れをさっと拭き取るのに使える優れものなんです。
デニムは太く固い糸で織りあげられているため、とても丈夫な作りと表面のざらざらした質感が特徴です。そこで、デニムを使った掃除のおすすめ箇所をご紹介します。
■キッチン周り
●急須や湯飲みの茶渋汚れ
洗浄力の高い、特別な洗剤を使わずに落とすことができます。
●ガスコンロや鍋の焦げ付き
頑固な焦げや黒ずみを絡めとることができます。
●調理中に飛んだ油汚れ
壁やガスコンロ・レンジの気になる油汚れをサッと拭き取るのにぴったりです。
●シンクの水垢
使用後に水気を一緒にふき取ってしまえばカビ防止にもなります。
●蛇口の根本部分の汚れ
折りたたんだ角などを上手く使うと細かい部分も掃除できます。
■お風呂掃除
デニムは鏡のウロコとりにぴったりです。方法は簡単で、歯磨き粉をなじませて磨くだけ。こびりついたウロコがとれて本来の輝きを取り戻すことができます。水を少し含ませて磨くと、水垢や黒カビなどの頑固な汚れもこすり落とします。
掃除に活躍してくれそうなデニムですが、いくつか注意も必要です。
●デニムの特性上、色落ちは避けることができません。色移りには気を付けましょう。
●丈夫なつくりのしっかりとした生地が魅力ですが、細かな傷をつけてしまう場合があります。
●デニムの縫い目は生地や糸が重なり合って固くなっています。使いにくい場合は避ける方が無難です。
掃除でキレイにすることも大事ですが、掃除する箇所を痛めないようにすることがまず大前提です。掃除を始める前に、隅や角で試し磨きしてみることをオススメします。
デニムを使った掃除方法をご紹介しました。なかなか捨てられなかったタンスの肥やしを有効活用できるのはとっても嬉しいですよね。デニム以外にも古布の活用方法はたくさんあります♪衣替えや断捨離の際に参考にしてみてください。この機会に、断捨離してみるのもいいかもしれませんね。
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