サツマイモの原産地は南アメリカ大陸で、紀元前800~1000年頃には作られていたそうです。その後ヨーロッパへ渡り、東南アジアに持ち込まれ、 中国へ広がり、琉球(沖縄県)、そして薩摩(鹿児島県)に伝わったため、「薩摩芋(サツマイモ)」と呼ばれるようになりました。
サツマイモの収穫は8月頃から始まりますが、貯蔵して余分な水分を逃して甘味が増したものがおいしいと言われ、旬はだいたい9月から12月頃になります。
サツマイモにはむくみ改善に効果が期待できるカリウムが豊富に含まれているほか、食物繊維やビタミンCも含まれています。
ビタミンCはコラーゲン合成時に働いたり、抗酸化作用によってシミやソバカスを防いだり、美肌に欠かせない栄養素です。熱に弱く水に溶けやすい性質がありますが、 サツマイモのビタミンCはでんぷんに守られているため、加熱しても壊れにくいという特徴があります。 寒くなってきて生野菜が食べにくいというときは、ホクホクのサツマイモからビタミンCを摂るのもよいですね。
また、食物繊維は便秘の予防・解消に効果的ですが、ほかに腸内で善玉菌のエサになり腸内環境の改善に役立つ働きもあります。 腸内環境が悪化して悪玉菌が増えるとニキビや肌荒れなどの肌トラブルを引き起こすこともありますから、食物繊維をしっかり摂って美肌にも役立てたいですね。
アーモンドやくるみなどのナッツ類からは抗酸化物質であるビタミンEを摂ることができます。中でもアーモンドはビタミンEがとても豊富です。 ビタミンEは抗酸化作用によって老化を防いだり、ほかにも肌のハリやツヤ、乾燥肌の改善にも役立ったりします。
今回は大学芋にナッツを加えた美肌レシピをご紹介します。ナッツはお好みでピーナッツなどお好みのものでOKです。 絡める蜜はメープルシロップを使うので簡単に作ることができます。電子レンジを活用して油で揚げずに作るので、簡単なだけでなくカロリーも抑えられてヘルシーです。
材料
(2人分)
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サツマイモ
:中1本・250g程度
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サラダ油
:大さじ1
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メープルシロップ
:大さじ2
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くるみ、アーモンド等
:適量
手順1
サツマイモは乱切りにして水に10分程さらす。水をつけたまま耐熱容器に入れてラップをかけて500wで5分程加熱する。くるみやアーモンドは乾煎りして刻む。
手順2
フライパンを熱して油をひき、1のサツマイモを焼く。
手順3
軽く焼き色がつくまで焼いたら、余分な油をふき取り、メープルシロップを加えて弱火で煮詰めながら絡める。
手順4
メープルシロップにとろみがついたら、火をとめてくるみやアーモンドを散らして完成。
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