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見積もりから引越し後まで。よくある引越しトラブルと回避術を伝授

見積もりから引越し後まで。よくある引越しトラブルと回避術を伝授
投稿日: 2018年8月22日 更新日: 2018年8月22日
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ARUHIマガジンは“あなたの「住生活」を応援する”をコンセプトに、家探し...
引越しは、家中の荷物をすべて運び出して新居へ移すという、大変な作業です。たとえプロの業者に頼んだとしても、大小さまざまなトラブルに見舞われることも少なくありません。新居での生活を気持ち良くスタートするために、引越しでよくあるトラブルをご紹介します。いざというときに慌てることがないよう、トラブルが起こってしまったときの対処法について、日本最大級の引越し見積もりの比較サイト「ズバット 引越し比較」を運営する株式会社ウェブクルーの田中さんにお話を伺いました。

見積もり段階でトラブルを回避する方法

――一定以上の荷物がある場合は訪問見積もりがおすすめだと伺いました。しかし、訪問見積もりに来てくれた営業担当者から「今ここで決めたら安くしますよ」と即決を迫られるケースが多いようです。回避する方法はありますか? また、そもそもお得なのでしょうか?

田中:“即決価格”はここだけの話、そのほとんどが営業トークです(笑)。見積もりから2~3日以内に連絡をすれば、大差ない金額で依頼できるケースがほとんどなので、他社の話を聞いたあとの返答で十分でしょう。「今すぐに決めなくても大丈夫」という心の余裕があれば、冷静な判断ができると思います。

また、依頼を決める前にダンボールを置いて帰ろうとする業者もいるようですが、依頼をしなかった場合、返送費用などで揉めがちなので、持ち帰ってもらいましょう。

――その他、見積もり段階で気を付けるポイントはありますか?

田中:事前に口コミサイトなどで相場の価格をチェックしておき、提示された金額がそれと大きく異なるようであれば、理由を尋ねましょう。トラックに空きがあってどうしても埋めたい場合や、東京~大阪間など長距離の引越しがあり、往路と復路のそれぞれで引越しの依頼がほしい場合など、タイミングがあって安くなるケースであればラッキーです。

一方で、安い価格を謳っていると思ったら、実は「インターネット回線を申込むことで引越し代をキャッシュバックする」といった条件を付けることで引越し代を安く見せているケースも。値段の理由を明確にしたうえで判断することが大切です。

訪問見積もりの実施で、追加料金の発生リスクを軽減

――信頼できる業者に依頼をしたつもりでも、トラブルに見舞われるケースもあると聞きます。どういったトラブルの報告が多いですか?

田中:追加料金の発生が一番多いですね。特に電話見積もりの場合、荷物量の認識に違いがあると、当日になってすべての荷物がトラックに入りきらない事態に陥りがち。はみ出した荷物は追加料金でトラックをもう1台手配したり、近距離であれば旧居と新居の往復をしたり、ご自身で運ばなければならないケースもあります。ある程度荷物の量がある方はやはり、訪問見積もりを選んだ方が安心です。

――訪問見積もりをしてもらったうえで荷物が積みきれなかった場合は、判断を誤った営業担当者に責任を問えそうですが、電話見積もりだと責任の所在が難しいですね。トラブルが起きてしまったらどのように対応すれば良いでしょうか?

田中:引っ越しが終わってから「追加料金が掛かってしまったけど、どうにかなりませんか?」というお問い合わせが多いのですが、我々は介入できないので、依頼された引越し業者とお客様での話し合いとなります。業者により対応はまちまちですが、一度支払った料金の返金は難しいと考えたほうが良いでしょう。引越し業者の対応に疑問を感じたら、できれば引越し当日に「全日本トラック協会」へ連絡することをおすすめします。中立的な立場で相談に応じてくれるので、知識を得たうえで対応できますよ。

組み立て式の家具は自分で解体せず、業者におまかせ!

――最近増えているトラブルはありますか?

田中:家具の破損に関するトラブルです。高級家具より、耐久性が低い廉価な家具で多く発生しています。一度解体すると再度の組み立てが難しい商品もあり、お客様が分解してしまうと責任の所在があいまいになります。家具はご自身で解体せず、引越し業者に任せましょう。プロが解体の判断をした場合は、作業の様子をご自身の目で確認しておくことも大切です。

――「新居に傷がついた」「家財が壊れていることに後で気付いた」といったトラブルもよく耳にします。

田中:傷や故障に作業段階で気付いた場合も、あとになって発覚した場合も、対応できるのは責任者です。責任者経由で、担当された営業担当者や作業スタッフに確認してもらいましょう。また、高価な家具や家財を運んでもらう際は、引越し作業の前に写真を撮っておけば、壊れたときの証拠として使えます。

筆者は数年前に引越しをした際、「荷物がトラックに入りきらない」「家財が壊れてしまった」といったトラブルを経験。対応に苦慮した記憶が今でも蘇ります。今回のお話を事前に伺っておけば、慌てずに対応できたのに! と思わずにいられません。

引越しを予定している方は是非、事前にトラブルの対処方法を確認して、万全の状態で引越しに臨んで下さいね!

参照記事:https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1093/


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