近年では健康志向や日本食ブームなどから、北米やヨーロッパなどの海外でも食べられるようになっている枝豆。 日本においては、奈良・平安時代にはすでに枝豆は食べられていたとされ、その名前の由来は、江戸時代に枝についたままの状態で茹でたものが売られていたことによるそうです。 そのまま茹でて食べてもおいしいですが、クセがなく食べやすいため、色々な料理に使われたり、ずんだ餅などお菓子に使われたり、さまざまな食べ方で楽しむことができます。
枝豆は未成熟な大豆を収穫したもので、大豆と野菜の両方のよいところを持っています。 大豆の良質なタンパク質に、イソフラボン、ビタミンB群、カリウムなど、美容と健康に役立つ栄養素がたっぷり含まれています。
今回は洋風の冷たいスープ、ビシソワーズに取り入れたレシピをご紹介します。
ビシソワーズにはじゃがいもと牛乳を使っていて、暑い夏にぴったりの冷たいスープです。 じゃがいもからはコラーゲン合成に欠かせないビタミンCを、牛乳からニキビや肌荒れ防止に役立つビタミンB2を摂ることができます。
枝豆を取り入れればさらに栄養価のUPしたビシソワーズになりますね。
なめらかな口当たりのスープなので、枝豆に多い食物繊維もラクラク摂取できます。食物繊維は、かつては特に役に立たないと思われてきましたが、現代では便秘やさまざまな病気の予防に役立つ成分として認められるようになりました。便秘を解消したり、腸内環境を整えたりすることで、肌トラブル防止にもよいでしょう。
牛乳の代わりに豆乳で作ることもできますし、コクが欲しい場合には牛乳の一部を生クリームに置き換えても、濃厚な味わいを楽しむことができます。
材料
(2人分)
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枝豆
:正味50g
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じゃがいも
:小1/2個正味50g
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玉ねぎ
:1/4個・50g
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<調味料>
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バター
:小さじ1・4g
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洋風だし
:150ml
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牛乳
:150ml
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塩、こしょう
:少々
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ローリエ
:1枚
手順1
枝豆はさやから出す。じゃがいも、玉ねぎは薄切りにする。
手順2
鍋を熱してバターを溶かし、玉ねぎを炒める。しんなりしたら、じゃがいもとだしを加えて10分程煮る。
手順3
じゃがいもがやわらかく煮えたら火からおろし、枝豆をあわせてミキサーやブレンダーでなめらかにする。
手順4
牛乳を混ぜ合わせて冷蔵庫で冷やし、塩、こしょうで味を整えて完成。
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